人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

いつもの日曜って?

もはやどういう状態が、通常の日曜なのかがわからなくなってきた。

それ程ウォーキングが定着してきたと思ってもいいのだろうか。

しかし今日の「通常」は、いわゆるそれ以前の状態だ。

雪なんか降っちゃって、ウォーキングは中止、映画を観に行く予定もあまりの寒さにくじけて延期だ。

この場合の通常は、どういう事かというと、簡単に書けてしまう。

「ラーメン→DVD→昼寝→惣菜つまみに乾杯」、これだ。

久しぶりだな。

しかし今日も二日酔いだ。

昨日の寝る前の記憶がない。

テーブルを見るとワインの空のボトル、サワー缶に、なんと日本酒の瓶ととっくりが出ていた。

そんなに飲んだか。

映画を観に行く予定が延期になったので、娘ぶー子が代わりにDVDを借りて観たいと言い出した。

そこでラーメン屋の帰りに酒のつまみを買い、DVDを借りてきた。

もう今日は飲まないつまりだったが、やることが他にないのだ。

体は止めてくれと懇願していたが、許せ、明日から4日間休ませてあげるから。

しかし案の定と言うか、DVDの途中で私もダンナも寝てしまった。

起きたのは夜の8時で、近所のスーパーに豆まきアイテムを買いに行く。

なぜか今年は娘ぶー子が豆まきと恵方巻きにこだわっていたのだ。

掃除が面倒なので、小窓から庭へ豆を一粒二粒、小声で「鬼は~、そと・・・。」と囁いて投げた。

こんなんで福は訪れるのだろうか。

そのあとに恵方巻きを無言で食べ、奇妙な行事は終わった。

まだ飲み始めたばかりだが、これで明日の午前はなくなるだろう。

久しぶりの抑鬱に立ち向かう覚悟をしなくてはだ。

それでも飲んでしまう、ぽ子はまだまだ人間のクズである。