人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

同窓会

前回の同窓会が結構盛り上がったので、今度はもっと人数を増やしてもう1回やろう!・・・という事になったようで。

泊りに来ている義父母をほったらかして行ってきました。

2次会は行かないつもりだったんだけどねぇ・・・。

1次会の早い段階でもう行く気満々になっていました・・・。

前回以上に誰が誰だかサッパリわかんねー・・・。

あ~、アナタは前回もいたココリコの遠藤。娘ぶー子によると「ジャパネットの社長」。誰だそりゃ?

とうとう最後まで名前を覚えられず、しっかり「遠藤」でインプットされてしまった。

「時々朝見かけるよ。でもスッピンらしかったから声かけらんなくてー。」

ヒッ、本当か。全然気付かなかった。

つーか、私はスッピンで外に出ることはない。

朝の忙しい時間の化粧タイムは無駄だったのか。

「絶対知ってるんだけど・・・、誰でしたっけ?」

知ってるっだったら聞くなよなんだけど、ぶっちゃけ全然わからないとはやっぱり言えない。

そしてこの「絶対知ってるはずの知らない人」だらけなので

心の中で「はじめまして」と言いつつ、自己紹介をする。

同窓会というよりお見合いパーティーみたいだ。

悪酔いしないようにペース配分に気をつけるつもりが、隣のサリーがワインを飲み始めたので

面倒だったからそれを一緒に飲んでいたらアッという間に酔っ払っていた。

前回も私はヘベレケだったらしく、いろんな人に「凄く酔ってたよね。」と言われた。

私の記憶はないのにこうも皆に「すごい酔ってた」と言われるとは恐ろしい。

一体私は何をしたのだろう?

刺身を数切れ、カツを数切れしか食べられなかった。

喋り続けていたので食べ物を噛む暇がなかったのだ。

これも早く酔ってしまった原因のひとつだろう。

しかしサリーなど何か食べた気配が全くなかった。

私に言われたくないだろうけど、大丈夫だったのだろうか?

2次会はカラオケボックスだ。

イントロクイズのゲーム機があったからすさっちとやっていた。

イントロクイズ、大好きなのだ。

ポケットの携帯がブルブル鳴っていたのは知ってたけど、それどころではない。

夢中になって遊んでいたら「サリーが心配して探してる」と誰かが(もう忘れた)呼びにきた。

携帯の着歴を見るとサリーだった。

サリーも駆け寄ってきた。

我ながら世話の焼ける女だ。子供と一緒ではないか。

ワインを飲み続ける。

強い酒を飲み出したらもう軽い酒を飲むことはできない。

おかげでベロンベロンだ。正確にはベロンベロンだっただろう。

覚えてないのだ。

起こされて気がついた。いつの間に寝ていたらしい。

あんなにたくさんいた人たちはみんなどこに行ってしまったのか、10人いるかいないかであった。

外に出るともう夜が明けていた。

車で来ていたので飲まなかった人が一人いた。

サリーと、彼に送ってもらうことになった。

ベンツだ。生ベンツ。

シートが革張りでぶったまげた。

なぜ車のシートが皮なのだ。

これではもったいなくてうかつにおならもできないだろう。

非常に高級感溢れる車内だったので、これも1枚撮らせてもらった。

雰囲気は出てると思う。こんな感じだ(笑)

家についてドアを開けようと思ったら、ノブに紙が貼ってあった。

「静かに!義父母が寝ています。」

そうだ、私が書いて貼ったのだった。

こうまでしないと普通に入れないとは情けない。

こうまでしても普通に入れないからどうしようもない。

部屋のドアノブには「ウコンとナロンを飲むこと」と貼ってあった。

朝帰りしたかたらと言って、朝寝ている訳にはいかないのだ。

みんなの朝ご飯を作らなくてはならない。

ナロンとは頭痛薬のナロンエースの事だ。

どうせ二日酔いで頭が痛くなるだろうから、前倒しで飲んでおく。

枕元にはウコンドリンクと水の入った水筒とナロンが置いてあった。

セミダブルのベッドに寝ているのは娘ぶー子だ。

どうやらダンナは避難したらしい。

私は外で飲んで帰って来ると、ダンナに絡んで大騒ぎするのが慣わしになっているのだ。

ぶー子の寝起きの機嫌の悪さは、酔っていても恐ろしい。

大人しく寝ることにした。

5時半にサリーからメールが来ていたから、多分時間はそんなところだろう。

ちなみに内容は「コーヒー飲みながらタバコを吸っている」との事。

寝る気はないのか?

だったらウチに来てみんなの朝食の準備をしてもらいたいものだ。

楽しかった・・・はずだ。

記憶のない部分が心配だけど、次回があったらまた性懲りもなく参加して酔っ払うのだろう。

また企画して下さい。