なんつって。
嫌いな野球を観て来ました。
ダンナが会社でチケットをもらったので、
「野球を観に行く」と言うより
「野球場に行く」というイベントとして。
数年前にも娘ぶー子も連れて行った事があるのですが、
途中で寝てしまい、結局途中で帰ってきました。
今回もラーメン食べに行ったら眠くなり、ちょっと不安・・・。
しかも前日サリーと4時近くまで飲みながらチャットしてたので二日酔い気味、
楽しみにしいてた酒も、どこまで飲めるか・・・。
席に座ってみると意外と良く見えたのでちょっと感動。
「ライオンズ、イェ~!!」と心にもない事を言うとダンナが目を丸くしてこっちを見る。
まぁどうせなら楽しまなくちゃ。
ところで今回は対オリックス戦でしたが、両方合わせても私の聞いたことのある選手は「かぶれら」だけです。
まぁまずビール、ビール。飲みに来たようなもんなんだから。
おぉっ・・・。
買いに行かなくても向こうの方からやってくるぞ。
カッコイイなぁ、ビール売り。
背中にタンク乗せて指にお札挟んでやってくる。宇宙の使者みたいだ。
が、700円。
高すぎる・・・。
これから最終回まで飲み続けるのが怖くなってきたぞ。
でもここで飲酒の楽しみがなくなったら寝るしかないじゃないか。
ところが思いがけず試合は楽しかった。
しょっぱなから結構な接戦だったのだ。
いつからライオンズのファンになったか知らんけど、
2回の表にオリックスに1点入れられ何となくつまんなくなり、
そしたらその後にライオンズがすぐ逆転したもんだから盛り上がっちゃったのですよ。
完全に乗せられてしまいました。
ところで私は訪問販売などにも弱い方です。
それが、その次にはオリックスが追いついて、その次のライオンズの攻撃で5点も入ったもんで
酔いも手伝って舞い上がってしまいました。
さて、ところが生ビールは700円。
もっと違うのはないのか?
良く見ると宇宙からの使者に紛れて、チラホラと他にも売ってる人がいる。
「サワー450円」。これだ。
しかしこの売り子さん達はすごい。
「すいませーーーん!!」などと大声を張り上げなくても
目が合って軽く手を上げればこちらに走ってくるのだ。
ところがこのサワー売りのお姉ちゃんはほんっとうに大変だなぁと思いました。
宇宙の使者ビール野郎はタンクを背中にしょっているから、前かがみで歩いてもバランスが取れる。
でもこのサワーの姉貴は弁当売りの如く、肩から前にアイテムを下げている。
メニューは「ライムサワー」「レモンサワー」「ウーロンハイ」「ウィスキー水割り」なので
彼女が首から下げているのは氷の入ったアイスボックス、炭酸のボトル数本、ライムとレモンのボトル、ミネラルウォーター、ウィスキー、ウーロン茶、プラコップ、と凄い量だ。
しかも注文の度にこの中のいくつかを配合していかねばならないのだ。
私も配達の仕事で時々「本当に大変ねぇ・・。」と同情されることがあるが
同情する方の気持ちがよくわかった。
彼女の荷物を少しでも軽くするために、もっとガンガン飲まねばと思う。
最終回までしっかり観てしまった。
楽しかった。
酔っ払った。
飲み足りなかった。
帰り道、「カラオケ行こう~。」と言ってみたけど、ダンナはもう「イイ具合」を通り越してグッタリしていた。
仕方ない、帰ってからひとりで飲もう・・・と思っていたらサリーからメールが来た。
サリーんとこでカラオケだ!!タイムリ~♪
しかし今どんなに考えても、歌った曲で思い出せるのはMr.BIGの「TO BE WITH YOU」1曲だけだ。
後で携帯のデータフォルダを整理していたら
ダンナが少年隊の「仮面舞踏会」を踊り狂ってる写真がたくさん入っていた。
サリーんとこは画面がでかいスクリーンなので、歌詞もバッチリ、若き日の植草クンの顔もバッチリ写メに収められていたので
全てが記録として残ってしまっていた。
しかし最後の1枚は、撮っている私の方がもうベロベロだったのだろう、
ブレきって何が何だかわからないものが写っていた。
それが土曜日。
月曜日の今日、仕事に行こうと思ったら自転車の鍵がなかった。
まさかないとは思いもしなかったので、時間はいつも通りだったのだ。
大変なことになった。
最後に自転車に乗ったのはいつだ?
・・・土曜日だ。
この飲みの帰りだ。
歌った曲だって1曲しか覚えてないのに、鍵の場所まで覚えてる訳がない。
ありそうな所を探してみたが、ない。時間はどんどん過ぎていく。
もしかしたらつけっ放し?
見てみたけどかかっている。
くっそー、どうする?
すでにもう遅刻決定だけど、これから歩いて行っても30分か、バスでも似たようなもんだろう。
それにしてもどうしてないんだ?
もう1度自転車見てみる。
あ!
・・・ついてやがった・・・。
私のチャリはチェーンロックなのですが、引っ掛けただけで鍵を抜いておりませんでした・・・。
くそっ、くそっ、私のバカ、
途中で止めるなよ、私のバカ、
ちゃんと見ろよ、私のバカ。
ところが信号のタイミングが良かったので、カッとんだ事もあり
遅刻は免れました。
長くなりましたが、野球、おもしろかったです。
酒さえあればとても楽しめる事でしょう。