結局昨日も飲んでしまったのだ。
投げの週になっていたこともあるが、ミッツを病院に連れて行くのにあまりにも待ち時間が長く、晩ご飯を作る前にダンナが帰ってきてしまったのが決定打だ。
しかしこれだけ毎晩深酒していると、もうとても美味しいなどと言う感覚で飲んではいない。まず体はメチャクチャ嫌がっているし、「良薬口に苦し」のようにグイッと最初の1杯を流し込むのである。まぁアルコールだ、体内に入りさえすれば、やがて効いて来る。味わうというよりも、酔いを回すための飲んでいるのだ。
こんな状態で飲むお酒は、ビールではない。苦みが辛い。
缶サワーが飲みやすいが、これも飲み続けていると飽きるというか、あの妙な「スピリッツ感」が嫌味に響く。
そこで最近は焼酎を無糖紅茶で割っている。美味しくて気に入っているが、自分で作るとどうしても濃くなってしまう傾向にある。薄ければまるで安い居酒屋のそれのようで、美味しくない。美味しい濃度、というのは、ある程度やはり焼酎を感じるものなのだ。
しばらくこれを飲み、やがてそれにも飽きる。しかも、もうちょっと強いものが飲みたくなってくる。
ワインでもいいんだが、安ワインというのはどれも似たようなクセがあり、もうそれも飽き飽きしている。
そこでふと思い出したのが、果実酒であった。
つくづくフルーツを食べない家庭だ。
自ら買うことはないが、それでも時々、貰ってしまうことがある。頂き物だ。得てしてちょっといいものだったりする。
しかしなかなか消費が進まず、やがて痛んでくる。もったいない話である。
なので、果実酒にしてしまうのだ。
現在漬かっているのは、りんご、さくらんぼ、甘夏・オレンジ。
漬けた時期や種類によって飲める時期も変わって来る。りんごとさくらんぼはまだまだ。みかんは先日味見をして、果実を抜いたところだ。いいあんばいで抜かないと、美味しくなくなるらしい。味見をしたところ、これが素晴らしく美味しかったのだ。
このまま寝かせばもっと美味しくなるというのだが、現時点で美味しいのである。つい飲んでしまう。
最初のうちは炭酸で割っていたが、やっぱりロックが美味しい。
アルコール度数も怖いが、もっと怖いのは糖質である。作り手の私は、どれほどの氷砂糖を入れたか良く知っている。
それでも、どうしても飲みたい。どうしてもロックが美味しい。
本気のダイエットを決意したばかりだ。困ったことになった。
まぁこんなに飲み続ける生活は今週までのつもりだ。たまの飲酒ならそんなに響かないのではないか。
せめて他に飲むものは、糖質の低いものに抑えるようにする。
・・・どうなんでしょ(笑)
この他に、りんご酒とさくらんぼ酒も控えているのだ。あれを全部飲むことのなるのか。
美味しいのも困りものである。
いや、まずいともっと困るが。
困ったね(笑)