食事の味付けが濃いのか、食後は喉が渇くことが多い。
しかしそんな時、何を飲んでもしっくり来なかったのだ。
ジュース類は甘すぎる。
お茶は苦すぎる。
水ではすっきりしすぎる。
どうにもしっくりこないまま何となく色々飲んでいたところに、ふと思いついてしまった。
炭酸水だ。
無味ですっきりはしているが、炭酸の刺激。これが効いた。
ペリエなどという炭酸水が飲まれているヨーロッパの感覚が理解できなかったが、なるほど、このニュートラルにしてこの刺激。
いいぞ、炭酸水。
しかし、飽きるねEE:AEABFやっぱりもうちょっとはっきりした味が欲しい。
そしてやがてまた、思いついてしまうのである。それは「ジンジャーレモン」であった。
思いついてしまったら、もう一刻も早く我が家のノーマルにしてしまいたい。
ところがネックがあった。糖分である。
糖質制限中であった。
市販のシロップは、軒並み糖質が高い。
ならば作るか、糖質の低いのを。砂糖を低糖質のものに置き換えればいい。
買ってきたのは、ラカント。
炭水化物値は高いが糖質はゼロという、不思議な甘味料である。
生姜2パック、レモン2個で作った。
後で知ったが、これは要冷蔵だったらしい。果実酒感覚で、作りっぱなしにしてしまった。2日間。リビングにて常温。
この時点でかなりテンションが下がってしまった。そして出来上がった量はほ~~~んのちょっぴり、直径10センチほどのボトルに5センチほど。レモンと生姜を抜いたら、もっともっと減るはずだ。
もうすっかり、愛着なし。
極薄にして2回飲み、昨日最後の1回をまともな濃さにして飲み終わったところだ。
別に腐ってもいなかったし味も美味しかった。
でもあの労力であの量。
要冷蔵と知った時のやっちまった感も思い出され、もう作る気にはなれない。
体にも良さそうで、発想は良かったと思うんだが。
また炭酸水に戻る。