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AM:犬を病院に。
PM:自分が病院に。
午後の病院は、アレルギー科だ。先日食物アレルギーで痛い目を見たが、救急にて「アレルゲンを明確にし、かかりつけを作ること。」と言われたのである。
それにしても、大人の食物アレルギーをきちんと診てくれるクリニックは極めて少ない。
お金さえ払えば紹介状なしで総合病院にダイレクトに行く方法もあるにはあるが、7千円だ。この間の救急でも取られた。痛かった。
何とかクリニック単位でないかと探し、やっと見つけた病院であった。
ところが午前にミッツだ。目を離した隙に、私の朝ご飯を食べていた。ネギ焼きにエノキとザーサイを炒めたものをのせたやつ。半オリジナル。
気が付いたら舌なめずりをしていて、お皿に舐めた跡。食べたことには間違いないが、それがネギにまで及んだかどうかが問題だ。犬がネギを食べると、中毒を起こしてしまうのである。
現場を見ていないので、分からない。残った部分を見ても分からない。
恐らくいくらも食べていないが、それでも最悪ネギなのである。病院へ行った。
ミッツの体重ならネギ1本ぐらいは平気だろうとのことだったが、個体差が大きいので油断はできないとのこと。吸着剤(何を吸着するんだろう?)を貰って帰った。
「さいとしょち」という言葉が何度か出て来たが、どういう字を書くのか気になってそればかり考えていた。サイト?いや、「と」は「吐」では?誤飲したものを吐かせるような話である。
先に進めないので私の中で仮に「再吐処置」と変換し、家に帰って調べた。「催吐処置」だった。
「家に帰ったら飲ませてください」と言われた吸着剤とは、炭だ。3ミリほどの粒を3つ。
余計なものを吸着させないよう、エサに混ぜるのはNGとのことだ。「どうしても、というならほんの少しだけ味付けする程度に」と言われた。できればやめて欲しい、というのが伝わって来る。
食い意地の張ったミッツである。エサに混ぜれば他愛もないのだが、果たして炭を食べるだろうか。
家に帰るとミッツは、お散歩の習慣でご飯が貰えると勘違いしており、嬉しそうにそれを待った。食べるために生きていると言っていいのだ。それはそれはもう。
この勢いならイケるかも。お皿に炭を3粒入れて、ご飯の体で出す。
ミッツはがっついたがすぐにこちらに向き直り、口からポロポロと炭を出した。
以前、どうしても食べない安餌を美味しいご飯に混ぜた時のようだ。器用に安餌だけ口の中からポロポロ出すのである(笑)
今度は一粒手に取り、口元に持っていく。喜んで食べる。
ところがクチャクチャ言ってるので、これは出しそうだ、とマズルを掴んで口を閉じる。行き場をなくした炭をミッツは、仕方なく飲んだ。
これを3回繰り返したが、あと何回通用するだろうか。
中毒症状は、2、3日経ってから出ることもあるらしい。
しばらく油断はできない。