やっとベッドから出られるようになったのだ。
「インフルでもコロナでもないなら溶連菌!」というやっつけ診断ではあったが、その後のどの痛みが始まり首のリンパが腫れ、あながち外れてはいなかったのでは??むしろすげーな先生!という感じである。
それにしても、こんなに辛かったことは過去にあっただろうか??短期的にはなくもなかったが、丸二日間高熱と体の痛みで眠れず、どこにも逃げ場がなかったのだ。
これが溶連菌なのか。インフル上回る悪玉である。とは言え4日目の今日はもう、かなり楽だ。そういう意味では短期になるのか。年末年始のドタバタに食い込まなくて、本当に良かった。いやまだ分からんぞ。なにしろ、初めての溶連さまだ。何が起こるか分からん。
クリニックではコロナとインフルの検査をしてもらった訳だが、我ら発熱群はクリニック内には入れず、車組は車で待機、チャリ組は外のベンチ待機であった。
ベンチには電気のウォーマーが敷いてあったのでそんなに寒く感じなかったが、疎外感がハンパない。
私達は中に入れないので、防護服を着た先生が検査の棒をもって現れて、患者の鼻に突っ込んでは戻っていく。
何だか防護服がかっぽう着みたいである。先生は忙しいようで棒を片手に走り回っていて、それが可笑しい。私の番になるとまたクリニックから現れこっちに突進してきて、「今ね、コロナもインフルも流行ってるのすごく。」鼻に棒を突っ込まれる。「凄いのよ、もう泣きたい。」言いながらクリニックにまた消えて行った。男の先生だ(笑)
今度寝込んだら「3年奇面組」を全部読んでやろうと思っていたがそれどころではなく、具合が良くなったらそんなことをしているのはもったいないというほどまともになっていたのだ。
マンガが読める程度に寝込む、というのは、結構幸せな状態なのかもしれない。
娘がうどんを作って来てくれた。とろみのあるかきたまうどんで、種を抜いた梅が2個載せてあった。胸が熱くなった。
そしてなぜか猫達。エルは私のそばを全く離れることがなく、三日間ずっと寝室のベッドで一緒に寝ていたのだ。大五郎はベッドに来たのは症状の辛い二日間だけだったが、そんなんで二日間はがっつり猫に左右挟まれていたのだった。
最後にダンナ。
仕事の前後にミッツの散歩、晩ご飯の買い出し、洗い物、洗濯、今日はミッツの病院の予約が入っていたので仕事の半休、一番しわ寄せが行ったかと思う。
家族の有難みである。前回も書いたが、一人暮らしの人が病気になったら、助けてあげなくてはいけない。しかし誰も思いつかなかった。
あなたのまわりにいたら、助けてあげてつかあさい。
エルはまだ私のベッドで寝ている。
ミッツの散歩に行ったら、私も今日はもう少し休もうと思う。