これはね・・・・・・・・。
もう観るのが遅すぎたの一言に尽きる。1973年の作品。
良し悪しを語れる時間はもうとっくに過ぎてしまっているように思う。
監督:ライモンド・デル・バルツォ
キャスト:ベキム・フェムミ、レナート・チェスティエ
両親が離婚し、多忙な父と暮らしていた少年ルカ。
弁護士として働く父は自慢の父ではあったが、家にいることはほとんどなく、寂しい毎日を暮らしていた。
そんな父親ロベルトは、少ない自由時間を新しい恋人ベロニカとの逢瀬に充てていたのである。それでもルカにとってもベロニカにとっても会える時間は少なく、双方不満はたまる一方。
そこでロベルトは、今度の休暇を3人で一緒に過ごすことを提案する。
これで全て上手くいく。ロベルトの安直な思いをあざ笑うかのように、待ち受けていたのは悲しい結末であった・・・・・・・。
冒頭に書いたが、これはもう良し悪しではない。古いのだ。
70年代、こういったお涙ちょうだい作品が流行っていた。少女漫画も然り、良くあるパターンだ。ストーリー性にも乏しく、いかに泣かせるかが全てである。
その泣かせにしても、今見れば陳腐で、そうなるとどこにも良い点を見い出すことができない。
ダンナの感想が甘めだが、こういった時代による背景を加味した結果とのこと。
号泣していたなどありませんので、その点差し引いてくださいませ。
ぽ子のオススメ度 ★☆☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆