人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

繁忙期

ダンナの仕事が繁忙期に入った。

10時まで残業をすると、うちに着くのは11時半だ。

これまでは8時頃には帰っていたから、私の生活のほうも変わってくる。

具体的に言うと、晩御飯の時間が遅くなるのでそれらの準備にとりかかる時間も遅くなり、その分自由な時間が増えると言う事なのである。

こう書くと何だか「ラッキー♪」みたいな響きだが、飲み始める時間も遅くなって短くなるので良し悪しである。

というか、平日飲むのは止めたんじゃないかって話だが、繁忙期なのだ、酒ぐらい飲ませろ。

あ、これはダンナのセリフか(笑)

しかし時間と言うものは余っていると有難みがなくなるのか、かえってモチベーションが下がる。

せっかく時間があるのに何やってるかと言うと、寝てるかネットサーフィンである。

まぁ子猫の件で寝不足&頭が一杯だったのもある。

そろそろこのプレゼントのような時間を有効に使おうじゃないか・・・と考えていたところ、「水曜日は泊まりの可能性が高くなった。」とダンナは言った。

泊まり!?帰ってこないの!?

そこまで自由時間いらないけどー、えー、どうしよう・・・。

うーん、じゃあひとりでラーメン食べに行って飲むか。

いやいや久しぶりにネトゲ三昧・・・、ハッ、おいこら、楽しみになってしまうじゃないか。

分かりました、大人しく家でひとり酒をキメる。

勝手にそんなところに落ち着いたのであった。

「泊まり、なくなったから。」

そういわれたのは昨日のことである。

スカッ。

別に楽しみにしていた訳じゃないが、ひとりで一晩過ごす覚悟を決めていたので肩透かしである。

私はひとり酒のビジョンをリセットし、従来の繁忙期に思考に戻した。

ダンナ、11時半に帰宅。

じゃあ水曜こそベースの練習をみっちり、ネトゲもちょっぴり、エヘヘ。

そして今日。

仕事から帰ると、まず子猫のミルクだ。

20g一気飲みの記録をたたき出したチビ助だが、お腹が膨らんで眠りこけるチビを見ていると、こっちも眠くなってくる。

しばらくふたりベッドでウトウトしていたが、いけないいけない、本気で寝てしまったら踏み潰しちゃうかもしれない。

私はチビをケージに戻すとリビングに下り、今度はエルを抱いて居眠りの続きに入った。

もうモテちゃってしょうがないね、グー、と1時間ほど寝ると、小腹が減っている事に気がついた。

昨日の残りがあったはず・・・と起き出して思い出したが、そう言えば家に帰ってからメールのチェックをしていなかった。

6時ごろに休憩しているダンナから何か来ているかもしれない。

来ていた。

「機械の関係で明日早出になってしまったので、今日は7時半に上がります。」

ええっ!?急なことで!!EE:AEB64

今何時ね!?

あと1時間で帰ってくる~~!!

もちろん晩御飯の準備などしていない。

というか、今夜はいらないというので何も作ってなかったのだ。

風呂は!!ブログの更新は!!

「今どこ!?」

まず返信したが、しばらくして帰ってきた返事は「ゴメン、また状況が変わって10時残業です」であった。

結局いつもの繁忙期である。

7時半上がりのメールで一気に熱気を帯びたリビングであったが、再び静けさが戻る。

そか。

11時半帰宅ね。

これもまた繁忙期である。

じゃ、ベースの練習しますか。