人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ファイト・クラブ

さわやかボクシングのお話かと思ってたよ!

       

 

   監督:デヴィッド・フィンチャー

   キャスト:ブラッド・ピット、エドワード・ノートン

 

仕事で疲れ果て、これといって打ち込めるものもなく、高級品を買うことで気持ちを満たそうとしていた「僕」。

ストレスから不眠になり、精神状態は最悪だった。そんな時に自宅が火事になり、買い集めた高級品も全て燃え尽きてしまう。

帰る家も無くなり自暴自棄になっていたところ、ふと思い出した男がいた。飛行機で隣り合わせたその男・タイラーは、粗野でいながら頭が良く、短い会話にも印象に残るところがあった。

名刺を貰っていたので連絡を取り、一緒に飲んだところからふたりの生活が始まった。

「俺を本気で殴れ。」

タイラーは「僕」に言う。彼は本気だった。

仕方なく1発だけ、とタイラーを思い切り殴る「僕」。

そこから殴り合いになったが、この爽快感は何なんだ。「僕」は自分が解放されていくのを感じた。

これが「ファイト・クラブ」の始まりだった。

やがてふたりの「ファイト」に見物人が現れ、ファイトを挑むものが現れ、クラブはどんどん大きくなっていく。

タイラーの野望もどんどん膨らみ、クラブはテロリスト集団と化していった。

少しずつ、タイラーと「僕」の間に軋みが生じて来た頃、タイラーは消える・・・。

 

終盤に「実は・・・」というどんでん返し。

「えーっ!?」となるのだろうが、ちょっと待ってちょっと待って!!思考が追い付かない。

どういうこと!?と混乱しているうちに、エンディングに。

ネタバレ前提でもう一度観ないと、消化できそうにない。

なんだかよー分からん。ややこし。

 

 

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆