熱が下がったので、ゆったりといつものペースに戻している。
喉と鼻はまだグズグズいってるが、頭はスッキリして気分がいい。起き上がってボ~ッとした感じがないのは、熱が下がったからだろう。
週末のライブのことなど書こうかと思う。
土曜日はライブだった。
セッション的にちょこっと参加したというのを除けば、一年ぶりになる。今回はその時と同じイベントライブの参加だった。定例ライブMFRでのスピンオフ企画、「Made In Japan」。邦楽縛りのセッションだ。
最初は自分の首を絞めない程度の参加にするつもりが、飲み会の度に曲数が増え(笑)
まぁ今回は鍵盤弾きが少なかったのだ。覚悟はできていた。9曲+歌1曲。
てーへんだったのは、ドリカムの「未来予想図Ⅱ」であった。どーすんのオーケストラ!?
どコピーしかできない自分。ないものを作り出すなどどだい私には無理で、いっぱい聞こえる音の中から「最初に聞こえたやつ」を拾い、適当に他は捨てた。こんなんで全体のバランスはどうなるんだろうか??そして今度は実際に弾こうと思うと、これでも音が多くて弾けないのだ。当日まで修正していた。
もうひとつ。歌の方。アンジェラ・アキの「This Love」はカラオケで良く歌っていたのでナメていたが、やっぱりカラオケとは違うねぇ!!
特に今回はピアノ弾き語り(弾いたのは私ではない)なので、ごまかしがきかない。
こいつはヤバいことになった、と慌ててボイトレの個人練を入れてもらったが、自分の下手さ加減が具体的に明るみに出て、ますます自信を無くしてしまった。
こうなったらもう「下手」はいい。しかし「出ない」事態は避けたい。不安になるほどに、声は出なくなる。
あぁカラオケっていいな。私は大人しく酔っ払ってカラオケ歌っときゃ良かったんだよ・・・。
ということで、本番では「未来予想図Ⅱ」が終わったところで飲んだのだ(笑)
ちょうどいい具合にその後10曲間が開くので、ゆっくり飲んでいた。
ところがひとり遅れていて、2曲早まった。私は慌ててウーロンハイを煽った。サウンドストーンのウーロンハイは濃いので有名である。しかしいくら濃くても、それが効くまでどれほどかかるものなのか。しかし他にできることがない。私はただただ飲んだ。
結果、酔いというよりも、ずっとマイクなしで歌っていたので、マイクに助けられた感じだ。大声張らなくても良く飛んでくれたので、歌いやすさがあった。
教訓。練習の環境は悪い程いい。気持ち良く歌った。
しかしそれもここまでだ。今度は煽った分の酔いが回ってきて、その後のキーボードがヘロヘロである。楽譜が追えない。自分の音も拾えない。勘で弾いていた。
それでも終わりは来る。終わったのだ。私の恥も終わった。
一体これまでに、「いいライブだった」と満足して終わったことがあっただろうか?
情けなし。
こんなんでも私はいつも、やれるつもりで参加している。読みが甘いというか、夢見がちというか、どうも自分の認識と現実との間には大きなギャップがあるようだ。
もう夢は見ない。ゲームという現実に帰ろう。
・・・のはずが、風邪を引いて寝込み、2週間もコントローラーを握っていないのだ。
げ、限界。今夜こそ。
現実に帰る。