フー。
月曜日にこのセリフ。もう日曜日には飲まないと散々言ったが、はい、また飲んでしまいました。
こうならないために金曜日も土曜日もアホほど飲んでおいたのに、どうも体調が良くて時間があると、アルコールが頭をよぎってしまう。そして一度よぎるとそれを忘れることがとても難しくなる。
「今朝さ、ミッツのお散歩に行ったら川でカワセミが飛んでたのを見つけたよ。」
乾杯するまでにダンナは、「だってカワセミが」と5回は言ったか。つまり「カワセミを見たんだから飲んでもいいだろう」という理屈らしい。
そしてこんな前例を作ってしまうと、カワセミを見る度に飲めることになってしまう。
そのうち「アライグマを見た」「ハクビシンを見た」などと応用するようになり、「タクシーを見た」「隣人を見た」と頻度の高いものにもそれは及び、あたかもそれがちょっとした幸運のように乾杯するようになるのだ。
月曜日の「フー」は、終らない。
フー。