人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

デス・ストランディング<感想>

調べたところ、まだ出会っていないプレッパースが数人いるようだが、ジップラインも国道もセーフハウスも全てがボロボロで修復が煩わしい。もうここで終わりにしたい。

最後に感想を。

 

映画とゲームの融合、常に新しい挑戦をし続ける小島監督の新作だ。大きな期待があったが、全く裏切られることはなく楽しんだと思う。

やはり映画的な要素が大きく、ムービーが長いなど不評な部分もあったようだが、作品に没頭していたので私は気にならなかった。ただやはり、「ゲーム」をやりたい人には不満があって然りだろう。それほどに「映画」であった。

 

ゲームスタイルも斬新で、人を選ぶ。人と繋がる「ストランドゲーム」などと新しいジャンルを掲げているみたいだが、正直ストランドゲームと銘打つほど繋がりは感じなかった。

ただそれは悪い意味ではなく、私などはオンラインゲームでの他者との距離感を非常に煩わしく感じていたので、私にとっては絶妙な「繋がり感」だったのだ。

決して出会うことはないのに、その人の形跡に助けられる。

そしてまた、私の形跡が誰かを助ける。

そのはかなさが、孤独の中に映えるのだ。

 

しかし、「おつかいゲーム」であることは否めないだろう。ひたすらに配達だ。距離も長い。悪路のストレスもある。

その見返りが武器や資材だったりする訳だが、配達そのものが楽しい訳ではないので、やらされ感が強い。

淡々と親密度を上げていく、依頼をこなしていく、例えばポケモン収集のような「制覇していく」部分を楽しめれば、そこそこハマれるとは思う。

実は私はずっぽりハマったクチで、配達依存に陥った(笑)

ストーリーよりも、配達。その結果、各拠点との親密度が上がってやりやすくなっていったのだが、そんな訳で個人的にはノンストレスで楽しめたと思う。

国道やジップラインの建設も、面倒臭いのになぜか楽しかった。

面倒の先にある達成感かな?先に作っちゃえば、その後の配送が断然楽になるのだ。それを思ってコツコツ作っていった。

そう、コツコツが楽しめるなら、じっくり遊べるゲームだ。グラフィックもストーリーも良かったから、没入感もひとしおだ。

 

ただひとつ。

クリフ戦が鬼畜過ぎる(笑)

それまでのんびり配達していた人間に、あれはない!

BTやミュールに対しては、強引に進めるなり逃げ切るなり方法はいくつもあったが、ガチで戦って勝つしかないという選択肢のなさに絶望した。下手したら、あそこで終わったかもしれないレベルだ。

それと、ストーリークリア時に、施設のほとんどが劣化しているという状況もひどい。クリア後のやり込みをする気がなくなった。

それさえなければ、トロコンも狙ったんだけど・・・。

 

という訳で、1年ちょいに渡ったデススト生活も、これで終わりにしたい。

2の発表もあったから、またいつか続きを✨