人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

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人生を変えた扉

今週のお題「人生変わった瞬間」

 

2009年。私達は相変わらず酔っ払っていた。

駅前でしこたま飲み、酔った勢いで気になるお店に突入してしまったのだ。

比較的新しい、ミュージックバー。

もう私達夫婦はバンド活動など全くしていなかったが、どこか心の中でくすぶっていたのだろう。「POPROCK」などという名前のそのお店に、引き寄せられてしまった。

 

当時まだ開店してから1年ほどだったPOPROCKは、空いていた。

小さなステージがあり、すぐにバンド形態で演奏できるようになっている。

あの夜のことは良く覚えていないが、2018年いっぱいで閉店するまで通い続ける始まりとなった日だ。楽しかったことは間違いない。

ここで私達は多くの音楽仲間と出会い、バンド活動を再開することとなった。当時41歳。まさかの再開だ。

結果的に、むしろこの再開からが、本当のバンド生活となったのだった。

始めの頃こそ、数ヶ月に一度程度のライブがあるぐらいだったが、全盛期にはいくつも掛け持ちして、毎週のようにライブとリハに明け暮れた。

 

思い返せば、何もしない人生だった。

努力を嫌い、積極的に動く気力はなく、ほどほど楽しければいい。

子育て、パート勤務、家事と週末のお出掛け、大好きなお酒とゲーム。

これで私の一生は終わるはずだった。

 

今YouTubeには、仲間達のお陰でたくさんの動画が残されている。

それを私は「恥動画」などと呼んでいるが、本当は私の誇りだ。

何も残さず終わるはずだった私の、努力の形。

POPROCK無き後も残る、仲間達との絆。

あの日あの時あの扉を開けていなかったら、私は相変わらずただ飲んで、ゲームだけを友として一生を終えたかもしれない。

学生の頃、夢見たバンド活動。

一緒にやれるような仲間はいなくて、いつも心の中で私は空想していた。

あの曲をやりたい。

それをことごとく叶えてくれたPOPROCK、仲間達、そしてあの日あの扉を開けた自分達に、

ありがとう。

 

あ、動画は誇りだけど、恥動画であることにも違いはないです(笑)観るのは酔ってる時に限る。