アルゼンチンとスペインの共作とのこと。
そんなん初めてだが、どこかでおすすめでもあったんだろうなぁ。
押してはいけないスイッチを押したことによるドタバタ劇のようなジャケだが、偽りありだ。
それとも、笑いにも国民性があるのだろうか・・・。
監督:ダミアン・ジフロン
キャスト: ディエゴ・ヘンティレ、 エリカ・リバス
6つの短編で構成されていて、共通するテーマは「暴力と復讐」。
知らずに観たから、コメディかと思ったよEE:AE4E6
確かに、コメディとするには違和感がある。
かといって、メッセージ性のあるものでもホラーでもない。
きっちりオチのついている話は少なく、悲惨さ、バカバカしさ、はかなさ、そういったものを実にシュールに描いている。
最後には「なに?今の。」という不思議な感覚だけが残された。
その消化不良のモヤモヤが、なぜか嫌な感じではなかったりする。
このモヤモヤを楽しむ作品なのかもしれない。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆~★★★☆☆