宣伝で見た事はあった。
興味はあったので、私のチョイスではなかったが、楽しみにしていた。
監督:ジャレッド・へス
キャスト:ジャック・ブラック、アナ・デ・ラ・レゲラ
メキシコの孤児院で食事係をしているイグナシオ。
彼自身も孤児で、その孤児院で育ってきた。
そんな彼の目に、子供達は本当に愛おしく映る。
しかし、孤児院は常に貧乏で、毎日残飯のような食事しか作ってあげる事ができない。
この子達にもっと美味しいものを食べさせてあげたい。
金が欲しい。
そこで彼が思いついたのは、教会で、つまり孤児院でも禁じられている野蛮なレスリングである。
しかし背に腹は変えられない。
彼は覆面を被って、子供達のために戦う事になる。
コメディである。
バカバカしいほどシンプルなコメディである。
しかしあまりのバカバカしさにもう笑わずにはいられない。
ドリフ級のユルい笑いだ。
しかしそれだけではなく、子供達を思う主人公イグナシオの想いが胸を打つ。
あれだけバカな笑いを誘っておきながら、ちゃんと心も暖まるようになっている。
ストーリー的にもシンプルで分かりやすく、ハートウォームで気持ちがいい。
イグナシオのいい人っぷり、相方のカッコ悪いけど愛らしいキャラ。
全てがバランスが良く、楽しめた。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 子供達への想いに(泣)
ぶー子のオススメ度 ★★★★☆ 許せるバカバカしさ(笑)