人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

真冬のサマータイム

「イタダキマス。」

晩御飯を前にテーブルについたのは、18時半であった。

たまたまこの後、歌の練習に行くので早めに支度をしたのもあったが、6時半。夏ならまだ夕方気分が抜けない時間である。

ダンナが仕事の都合で、早出が続いている。いつもより1時間半ほど、早く家を出るようになった。6時50分。

だからといってそのまま1時間半早く起きるのでは、ツライ。とういことで、朝ご飯は極力簡単に食べられるものにし(コーンフレーク)、その代わりに会社でサッと食べられる軽食を持って行くことにした。それによって早起き分は、1時間ぐらいか。

早く出勤した分は、早く帰れるようにもなった。

別に「ヤッター!」でもない。その分早く寝なくてはならないのだ。

そういうことで、我が家の時間は通常の平日に比べ、1時間早く動いている。

「1時間、時間がずれるだけなのに、何をしていいのか分からない・・・。」

晩御飯を食べ終わり、時間を持て余すようにダンナは言った。

同感。

どうも、いつもより1時間儲かっている錯覚に陥ってしまうのである。

しかしそうではないことも分かっているので、儲かったつもりになってはいけない。

「で?」という感じだ。

感覚と現実が、うまく重ならないのである。

昨夜、寝る前のゲームを終わりにしたのは、23時半。

これでも早いつもりだったが、いつもの時間に置き換えると12時半だ。早くはない。

こうなると寝る前の読書を早めに切り上げなくてはならないが、読書は「寝るため」に読んでいるのだ、眠くならないうちにやめる訳にはいかない。かえって眠れなくなってしまう。

そして今、ちょうど本は読み終わったところで、注文したものが届くのを待っているところであった。

ついスマホを手に取ってしまった。

いつものルーティンが狂ったことで、なかなか眠くならない。嫌な予感。

そして、この嫌な予感はたいがい的中する。というか、厳密に言うとこの「嫌の予感」が安眠を妨げるのだ。

完全に眠くなるという状態までもっていかれないまま、このままズルズル起きている訳にもいかないのでスマホを置いて電気を消した。

後はいつもの眠れないパターンである。

結局、全く眠れないまま朝になってしまった。

早出がなければ1時間眠れたかもしれないが、そんな中途半端ならまだこの方がいいだろう。不眠のつらさはあれど、寝不足の寝起きよりはマシである。

そして、ダンナを送り出すとまた布団に戻る。

不思議なもので、「寝なくてはいけない」というプレッシャーがないだけで、驚くほど簡単に眠れてしまうのだ。

威張ることではないが、昼寝は得意である。

こんな感じで、まだサイクルはグチャグチャだ。

もう昼になってしまったが、何もやっていないので「もうすぐダンナが帰って来る」という焦りがすでに生まれている。

しかもまだ眠いEE:AEB64寝なくちゃいけないプレッシャーがないからねEE:AEB64EE:AEB64

さてこれから、潰してしまった午前の巻き返しに入らねばならない。

眠いよ~EE:AE474

サマータイム制度とか、やめた方がいいような気がするよEE:AE5B1