今日と明日、ダンナは休みをとっていた。
仕事が一段落したからだが、私は嫌な予感がしていた。
1週間が始まるのである。
輝ける先週の続きをやろうと思っていたが、ダンナが休んでいるのだ。
つられて私も休日になる予感だ。
そうならないために、昨日は10時半に布団に入った。
先週はこれで成功したのだ、その路線を狙うが、どうやら今日も成功したようである。
いかんせん前日寝過ぎていたせいか、夜中に何度も目が覚めたが。
とにかく7時に起きて、洗濯機を回す事ができた。
さて、先週はどこまでやったんだったっけね??
「何食べようかEE:AEACD」
えっ!?
それってモーニングEE:AE478
行きましょう行きましょう、久米川あたりで。
まずは調べなくちゃね。パソコンを立ち上げる。
まぁこんな時間だ、限られているが。
久米川駅の近くでゆっくりモーニングを食べると、満腹だ。
私は普段、朝ご飯というものはあまりまともに食べないのだが、ヤバいねこりゃ、起きたばっかりなのにもう眠い。
何で食うと眠くなるかね、毎度毎度。
しかし寝る訳にはいかない。
ここでいとも簡単に寝るバツの悪さと、ほんの少し芽生え始めたプライド。
分かった、もう今日は遊んでいい、だから寝るな。
私は自分にそう言い聞かせた。
なので、しこたまたまったアイロンがけだけしたら、ダンナとネットゲームにINだ。
これで私のプライドが保たれるから、不思議だ。
モンハンは先日大型アップデートがあったので、新しいモンスターが増えていた。
早速行ってみよう、とふたりで狩りに出たのだが、私は3回死んだ。
このゲームは、狩りに出たパーティメンバーの死んだ合計が3回になると、ゲームオーバーである。
この敵は会社の仲間と一度行っていたが、それでも私だけが死んだ。
敵はもう足を引きずっており、もうすぐ倒せるというサインが出ていた。
しかし私が死んでゲームオーバーである。
「あああああああ、ごめんなざいいいいい~~~!!」
私は窓が開いていることも忘れて、絶叫した。
このゲームは私の方が早く始め、会社の仲間に助けられ鍛えられ、ダンナよりずっと先輩だと思っていた。
実は薄々感づいていたが、もうダンナの方が全然上手い。
私が先輩風を吹かせているのでダンナは気付いていないが、ハッキリ言って、足手まといである。
「は・・・、はは・・・。」
さすがにダンナは引きつったように笑った。
ああ、思えば何度、会社の仲間と回ってこんな気持ちになったことだろうか。
全然成長していないのだ。
いまや底辺である。
すぐにでももう一度行きたかったが、仕事に出る時間である。
忘れかかっていたが、私には休日ではないのである。
仕事を終えて家に帰ると、「さて、何食べようかEE:AEACD」とダンナが出迎えた。
私は出勤で月曜日だったが、ダンナの休日も悪くないのーEE:AEB80
して、今夜も飲むのであった。