人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

休日?休日。

今日と明日、ダンナは休みをとっていた。

仕事が一段落したからだが、私は嫌な予感がしていた。

1週間が始まるのである。

輝ける先週の続きをやろうと思っていたが、ダンナが休んでいるのだ。

つられて私も休日になる予感だ。

そうならないために、昨日は10時半に布団に入った。

先週はこれで成功したのだ、その路線を狙うが、どうやら今日も成功したようである。

いかんせん前日寝過ぎていたせいか、夜中に何度も目が覚めたが。

とにかく7時に起きて、洗濯機を回す事ができた。

さて、先週はどこまでやったんだったっけね??

「何食べようかEE:AEACD

えっ!?

それってモーニングEE:AE478

行きましょう行きましょう、久米川あたりで。

まずは調べなくちゃね。パソコンを立ち上げる。

まぁこんな時間だ、限られているが。

久米川駅の近くでゆっくりモーニングを食べると、満腹だ。

私は普段、朝ご飯というものはあまりまともに食べないのだが、ヤバいねこりゃ、起きたばっかりなのにもう眠い。

何で食うと眠くなるかね、毎度毎度。

しかし寝る訳にはいかない。

ここでいとも簡単に寝るバツの悪さと、ほんの少し芽生え始めたプライド。

分かった、もう今日は遊んでいい、だから寝るな。

私は自分にそう言い聞かせた。

なので、しこたまたまったアイロンがけだけしたら、ダンナとネットゲームにINだ。

これで私のプライドが保たれるから、不思議だ。

モンハンは先日大型アップデートがあったので、新しいモンスターが増えていた。

早速行ってみよう、とふたりで狩りに出たのだが、私は3回死んだ。

このゲームは、狩りに出たパーティメンバーの死んだ合計が3回になると、ゲームオーバーである。

この敵は会社の仲間と一度行っていたが、それでも私だけが死んだ。

敵はもう足を引きずっており、もうすぐ倒せるというサインが出ていた。

しかし私が死んでゲームオーバーである。

「あああああああ、ごめんなざいいいいい~~~!!」

私は窓が開いていることも忘れて、絶叫した。

このゲームは私の方が早く始め、会社の仲間に助けられ鍛えられ、ダンナよりずっと先輩だと思っていた。

実は薄々感づいていたが、もうダンナの方が全然上手い。

私が先輩風を吹かせているのでダンナは気付いていないが、ハッキリ言って、足手まといである。

「は・・・、はは・・・。」

さすがにダンナは引きつったように笑った。

ああ、思えば何度、会社の仲間と回ってこんな気持ちになったことだろうか。

全然成長していないのだ。

いまや底辺である。

すぐにでももう一度行きたかったが、仕事に出る時間である。

忘れかかっていたが、私には休日ではないのである。

仕事を終えて家に帰ると、「さて、何食べようかEE:AEACD」とダンナが出迎えた。

私は出勤で月曜日だったが、ダンナの休日も悪くないのーEE:AEB80

して、今夜も飲むのであった。