私の選択は、間違っているだろうか。
担当の先生に会う前に、ラッキーのところへ。
看護師さんが「ちょうど今、ご飯を・・・。」と言いながらケージを開けると、なんと、バリバリ音を立ててカリカリを食べていたのだ。
「ササミがいいみたいなので、入れてありますEE:AEACD」、見るとご飯はカリカリだけのものと、茹でたササミが載っているものとがあった。
普通に食べているので驚いていたらラッキーが私の気配に気づき、食べるのをやめてしまった。
喉をゴロゴロ慣らし、ご機嫌そうである。
えらい回復だ。
やがて先生がやってきて、この日の検査の結果を教えてくれた。
BUNはあまり改善されてないが、リンが下がったので食欲が出て来たとのこと。
カリカリに載ったササミをつまんでラッキーに差し出すと、美味しそうに食べるではないか。
こうなると、迷う。
先生も、もう一日あれば脱水もかなり改善されるはずだと言う。
具合も上向き、ご飯も食べる、ご機嫌良し。
何も死に急ぐこともないではないか。
もうここを出たら、次の入院はないつもりでいる。
ならばもう少し頑張ってもらって、ちょっとでもいい状態にして帰りたい。
これは、欲なのだろうか。
入院中に死んでしまうようにも、感じられない。
もう一日だけ、ラッキー、頑張ってくれEE:AEACB
私の悪いところは、自信を持てないことだ。
決めたのなら、迷うな。
この選択を、信じよう。
念のため、閉院前にもう一度様子を見に行くことにした。
様子はあまり変わってない。
しかし自分の判断に自信がないために、元気がないように見えてしまう。
ご飯はもう差し出しても食べなかったが、クンクンと匂いを嗅いで関心があるようだ。これはいい兆候。
しかし鳴きもせず、顔も見てくれない。悪い兆候。
喉はゴロゴロ。いい兆候。
ええい、迷うなEE:AEB30運命は必ず、一番いい道に導いてくれるはずだEE:AEB30
ササミ、買おうEE:AEB30
ササミを買って、待っていようEE:AEB30
結局、最初の気持ちは揺らいでしまった結果だ。
どんな結果になっても後悔しない覚悟をしなくては。