人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

自衛

私は愚かな人間なので、すぐに忘れてしまう。

なのでいま一度、ここに書き残しておこうと思う。忘れんなよ。

そして、同志の役にでも立ってもらえればなお嬉しい。

二日酔い。

気持ち悪い、吐き気がする、頭が痛い、ダルい。

最悪じゃ。

人によって程度の差はあるようだが、自信をもって言う。何度も地獄を見た。

どうも周りを見てもそんな感じに見えないので、二日酔いナメんなと言いたい。

最終的には尿意との戦いだ。これに負けたとき、初めて布団から起き上がることになるのである。

もうこんな目に合うのは御免だ。しかし酒を前に、私はまた羽目を外す。そして地獄を見る。

何とか自衛できないものか。

私は調べた。調べまくった。

そしてその方法はたくさんあったが、どれも絶対的なものではなかった。

なので私も頼りにしきれなかったのだ。

何となくチーズを食べてみたりトマトジュースを飲んでみたりはした。

しかしどれも単体では効力が弱く、結局アテにはできないのである。

かくしてまた私は週末に寝込み、ネットで「二日酔い回復」など調べたりする。

こんなことを何年も繰り返して分かってきたことがある。

どうやら「水分」だ。

奴らは私の体からゴッソリ水分を持っていく。なのでいつも朝になると、喉が渇いてヘロヘロになっている。

何か飲もうにも体を起こすのも辛いのだ。これまた地獄。

二日酔いの手当ても、つまるところ水分補給である。失われた水分を補給し、体内の毒素を薄める。結局これに尽きる。

というかいっそ、こうなる前にたっぷり水分を摂っておけばいいのである。

考えてみれば、どのアドバイスにも「水を飲みながら酒を飲め」と書いてあった。

なぜか「水を飲みながら酒なんか飲めるか」という思いがあったので実行してこなかったのだが、二日酔いとの2択なら飲むぞEE:AE5B1

こうして、「水分を摂りながら飲む」、「寝る前に水分(トマトジュースだとなお良し)を摂る」、「翌日も水分を摂る」、という水分摂取運動を遂行しているところだ。それぞれ「たっぷり」が入ればより効果的だろう。

次の課題は「忘れないこと」だ。

何事にもこのハードルが、高い。