私は愚かな人間なので、すぐに忘れてしまう。
なのでいま一度、ここに書き残しておこうと思う。忘れんなよ。
そして、同志の役にでも立ってもらえればなお嬉しい。
二日酔い。
気持ち悪い、吐き気がする、頭が痛い、ダルい。
最悪じゃ。
人によって程度の差はあるようだが、自信をもって言う。何度も地獄を見た。
どうも周りを見てもそんな感じに見えないので、二日酔いナメんなと言いたい。
最終的には尿意との戦いだ。これに負けたとき、初めて布団から起き上がることになるのである。
もうこんな目に合うのは御免だ。しかし酒を前に、私はまた羽目を外す。そして地獄を見る。
何とか自衛できないものか。
私は調べた。調べまくった。
そしてその方法はたくさんあったが、どれも絶対的なものではなかった。
なので私も頼りにしきれなかったのだ。
何となくチーズを食べてみたりトマトジュースを飲んでみたりはした。
しかしどれも単体では効力が弱く、結局アテにはできないのである。
かくしてまた私は週末に寝込み、ネットで「二日酔い回復」など調べたりする。
こんなことを何年も繰り返して分かってきたことがある。
どうやら「水分」だ。
奴らは私の体からゴッソリ水分を持っていく。なのでいつも朝になると、喉が渇いてヘロヘロになっている。
何か飲もうにも体を起こすのも辛いのだ。これまた地獄。
二日酔いの手当ても、つまるところ水分補給である。失われた水分を補給し、体内の毒素を薄める。結局これに尽きる。
というかいっそ、こうなる前にたっぷり水分を摂っておけばいいのである。
考えてみれば、どのアドバイスにも「水を飲みながら酒を飲め」と書いてあった。
なぜか「水を飲みながら酒なんか飲めるか」という思いがあったので実行してこなかったのだが、二日酔いとの2択なら飲むぞEE:AE5B1
こうして、「水分を摂りながら飲む」、「寝る前に水分(トマトジュースだとなお良し)を摂る」、「翌日も水分を摂る」、という水分摂取運動を遂行しているところだ。それぞれ「たっぷり」が入ればより効果的だろう。
次の課題は「忘れないこと」だ。
何事にもこのハードルが、高い。