人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

メダカの飼育日記・3

昨日のうちに、「もつ煮」が逝ってしまった・・・。

夜のうちに塩浴させなかったことが悔やまれる。

ほとんど死んだように横たわったままだったが、「ダメだったか」と掬い出そうとするとわずかに動く。

それでも「死んでるのかと思った」が「死んでないのかもしれない」ぐらいな微量な回復は、一時的にあった。

塩浴の効果を期待したが、結局及ばなかったようである。

体も大きく元気で、全くどこにも問題はなかったように見えたのに、何がいけなかったのだろう??

水質は、6in1で調べた限り、ずっと好調であった。

他に考えられことは、過密気味、エサのやり過ぎ、ストレスがあったのか、そこまでは私には分からない。可能性はたくさんある。

ネットで色々調べたところ、「富栄養化」という言葉を見つけた。

要はエサのやり過ぎからきているのだが、それにより水槽内が栄養過多になっている状態をいうようだ。

やはり、メダカには良くないらしい。

そう言えばこの頃、水槽内にコケや藻が増えて来たように思う。

これも富栄養化の表れなのかもしれない。

エサを減らすことはもちろんだが、この水槽内漂う栄養を何とかしなくてはならない。

前回全滅の憂き目を見たので新しい生体を入れるのにはまだ迷いがあったが、水質は悪くない、ある意味このコケは、水が出来上がってきていることを示すものでもあるようなので、思い切ってお掃除屋さんを入れることにした。

ヤマトヌマエビ3尾、ミマミヌマエビ3尾、石巻貝1個。

一方やはり瀕死だった黒ゴマは、かなり回復した。

横になって浮くか、きりもみ状態で泳ぐかしかできなかったのに、まずまっすぐになった。時々スイスイと泳ぐ姿も見る。

ところが、とんでもないことに気がついた。

塩浴水槽は、濃度を上げる途中でまだ塩は半分、そこに今は亡き「もつ煮」の袋が水合わせのために入っていた。

水槽の水を、水合わせのためにもつ煮の袋に少しずつ入れていく。

塩分濃度を上げていくために、水槽の水には残りの塩を足していく。

ちょっと待ってEE:AEAC6

これ、水槽の水は減っているところに、塩を増やしてることになるよねEE:AEB2F

ってことは、目標の0.5%を超えちゃう、というか、もう超えてるかもEE:AEACA

ヤバいっ、ヤバいっ、どうしたらいいんだ、この水槽の水を塩分濃度0.5%にするにはEE:AE5B1

って、今もう何%か分からなくなっちゃったのだ、ここからの調整は無理だEE:AE5B1

新たに0.5%の塩水を作って、そこに黒ゴマを入れるしかないEE:AE482

水合わせを終え、別の水槽に移ったもつ煮は、死んでしまった。

黒ゴマはすっかり弱り、また横になって浮いている。もつ煮の最期の姿にソックリだ。

寝る前に見に行く。朝まではもたないだろう。

分かってはいたが、「また明日会おうね。」と声を掛けて、私は布団に入ったのだった。

そして朝。

重い気持ちで見に行くと、果たして黒ゴマはまだ生きていたのである。