機種変は初めてではないが、こんなにストレスになったのは初めての事である。
おそらくこれまでの機種はさほどアプリを使い込んでなかったから、データの移動にあまり面倒がなかったのだろう。
ショップでアドレス帳と画像を転送してもらった程度の記憶しかない。
ところが今回は、まず「アプリどうしよう」である。
なくなったものはひとつずつインストールし直すことになるのだろうが、面倒だし、そこまで蓄積したデータはどうなるのか。
加えて、仕様の変わったアプリもあって、非常にストレスを感じていたのだ。
普通、同シリーズの新機種になるのだから、便利になっているはずである。
それが感じられず、私は機種変を後悔し始めていた。
私が一番重要視しているのは、カメラだ。
これまで使っていたXperia Z5は、オートはあまり綺麗に撮れないことがある代わりに上手くいけばお任せで面倒がない。マニュアルはシーンを予め自分で選んで撮ることができた。
ところが今度は、マニュアルだとシャッタースピード、ISOなどを自分で設定し、オートは全てカメラ任せとなった。
シーン選択どうしたEE:AEB2Fあの機能、良かったのにEE:AE5B1
これが。
なんと、オートでシーン選択をしてくれる仕様になっていたのだ。
楽だけど、信じていいのEE:AEB2F
猫をペットと感知してくれるのか??ダンナは人間と感知してくれるのか!?
今のところ、ちゃんと感知している。
料理、人、テキスト、動くもの。
かつマニュアルモードで細かく自分で設定できるのなら、考えようによっちゃこれはなかなかの進化である。
auメールに関しては、退化を感じている。
まだ使いこなせていないからなのかもしれないが、グループ分けができない。
送信する方のグループはアドレス帳のほうで発見したが、着信のグループ振り分けができないのである。
全てのメールが同じページに届き、また一度に見られる見出しも少なく、これは前の方が良かった。
LINEのトーク履歴が復活せず。
それなりの準備はしたつもりだったが、ダメだった。これはやり方が悪かったのかもしれない。
・・・ときての、さてアプリどうする、という状態だったので、私は結構テンションが下がっていた。
もうちょっとこれ(Xperia XZ1)にいいところはないのだろうか。
あてどもなく、スマホをあれこれいじってみる。
そこで発見したのが、「コンテンツの転送」という項目だった。
Xperia Transfer Mobileというアプリで、古いスマホから新しいスマホへまるごとデータが転送できるという。
おお、頼むEE:AEAD2
昔の姿そのままで、こっちに全部移してくれEE:AE5B1
およそ2時間余り。
これだけ時間をかけて転送してくれたのだ。期待していたが、うまくいったぞーEE:AEB64
厳密に言えば転送されなかったアプリもあったが、気付いたものではひとつだけだ。それも自分でインストールし直して、元のデータごと取り戻せた。
こうなったらもうさほど不満はない。メールに関しては、慣れるように私が努力してやるわ。・・・というぐらい、ご機嫌は回復した。
バキボキに折れていたケースも新しくなってピカピカだ(笑)
やっと無事、スタートを切った。
ストラップをつける場所がなくなったので、首から提げられなくなった。
失くさないようにしなくては・・・。