人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

コレクション

さしあたってライブラッシュも一段落し、たまった家事から逃げる理由がなくなった(笑)

問題箇所は多々ある。

とにかく目についたところから、根本的にやっつけていこうと思う。

だいたい、「なんでこんなものがここにある?」というものが多過ぎる。

しまうところがないからこうなっているのだが、そうなるとまず、しまうところを確保しなくてはならないということになる。

そんな場所はないから、こうなっているのだ。

・・・というところで膠着状態だった奴らに、ケリをつける時が来たのだ。

優先順位は、まず階段と廊下。

週末にバンド仲間が家に来ることになったのだ(笑)

一番猫の影響を受けていない音楽室にお通しするつもりだが、玄関から音楽室までの通路が、最優先ということなのである。

で、廊下に置きっぱなしなのは、スーさんから貰った訳の分からない楽器と、数年前に買ったまま取りつけていないロールスクリーン、バザー行きのアイテムを入れるダンボール、そして、ラッピング類を入れている収納引き出し(大)、こんなところだ。

どれも逃げ出したくなるようなものばかりだが、ひとつだけ。

ラッピング類の入っている引き出し(大)、これこそ悩ましい代表格だが、これらは特別なのであった。

これは私が収集したと言ってもいい、大切な愛しいものの集まりなのである。

どうもラッピング類を見るとときめいてしまい、一時期100均で買い漁っていた。

ラッピングだ、ちゃんと使い道があるのである。

何かを人にあげる時、返す時、渡す時。

ちょっと可愛らしい袋に入っていたりすると、そのものは×1.5ぐらいに価値が上がったような気持になる。

私が選んで買ってきた可愛らしい袋や包装紙、綺麗な留め具、リボン。

これらが立派に役目を果たして旅立っていく時の誇らしさ。

こう書くと大げさだが、まぁ気持ちの種類としてはこんな感じだ(笑)若干小さくして解釈してもらえればいい。

その上、逆に貰ったラッピングも捨てられない。こちらはケチ根性だ。もったいない。

家族へのプレゼントなど、自分で包んだものを相手がはがし、それをまた私がたたんでしまうというリサイクルぶりだ。当然増える一方である。

つまりこのラッピング収納引き出しは、とてつもなく無節操に溢れ返っているということなのであった。

引き出しだ、そもそもはこれが入っていた場所はあった。

しかしラッピングの度に引き出してくるのが面倒になり、引き出しごと出しっぱなしになった。

そもそもこの引き出しは、ソファーをどかさないと出せないような場所にあったのだ。

まずはここを改善しよう。

この中身を分類してコンパクトに収納し、場所も取り出しやすいところを定位置とする。

100均で様々なサイズのファイルボックスを買ってきて、大きさ別に分けて入れていく。

1回では足りずに、また追加を買いに行った。

ほとんど未使用のものであった。可愛いと言って買ったきりになっていたのだろう。

そもそもそんなに人と、物のやり取りをする機会などありはしない。

そのうえ先に言ったように、人から貰った方のラッピング。

そして、驚くべき数の・・・、袋。ギターの弦の入っていた袋だ。

なぜか弦の入っている袋は、どれもとても洒落た袋である。

立派なラッピングだ。使える。

結果、数十枚にも及んで、ここに無造作に入っているのであった。

洋菓子屋のリボン、フカフカのクッション材、天使の羽、アクセサリーの入っていた化粧箱。

娘ぶー子が子供の頃読んだ雑誌の付録まであった。

こんなに使い切る日は来るのか??

もしかしてこれは、子供の頃に集めていた千代紙と同じことなのだろうか。

どの紙も、どの小物も、可愛くて見ているだけで幸せな気持ちになる。

ふと頭をよぎったのは、大きなエコバックに未開封のまま溜め込んであるある食玩と、大量のシールのことであった。

どうしよう・・・。

捨てる選択肢はないんだが・・・・・。