でも、今回はケネディだ。私は退かなかった。
するとダンナは次に、「なんでUFOが落ちると交流が始まるのか?」と問うた。
はぁ?
もう、ホント、幽霊と宇宙人の話になると、いちいち説明しなくては通じないから困る。
仕方なく私は、子供でも分かるように丁寧に説明した。
UFOが落ちた。
それを見つけた。
変なのが乗ってるし、変な乗り物だ。これはUFOであり、宇宙人であろう。
ちなみに私が読んだ話では宇宙人は死んでいたのだ。
なので、UFO内部に勝手に入って行く。
恐らく、出発地点と連絡が取れるはずである。
色んなボタンがあるだろう。慎重に色々押してみることだろう。
そのうち、反応があるものが出てくるのだ。
「リアクション」である。
こちらの「アクション」に対して、返って来る「リアクション」。
こうして交流が始まる。
「なんでそれが交流って分かるの??ってか、無理でしょう、交流。」
ああんもう、分からない人ねぇ!!
「いい?例えばこっちが『ピー』って音を出す、それに対して『ピー』って返って来たら、これ、通じ合ってるでしょ?同じものを返してきたんだから。しかも、敵意ないよコレ。」
私は真面目に話している。
しかしダンナは途中まで聞いて、のけぞって爆笑した。
「ピーって、それでピーって、それで!?ちょっと待ってよ、それでもう交流できちゃうの!?」
もーーー!!ちょっとホントにあなた大丈夫!?
「そりゃ最初はピーだけだけど、だんだん複雑になっていくでしょ、『ピッピピピー』とか、それを、」
「ヒーッヒッヒッヒッヒ、ちょっと待って、ピッピピピーwww」
「だから!!もう別に何でもいいよ、ピッピピピーじゃなくてもピーポポポでも(怒)」
「ピ~ポwww」
この人が「ヒー」と言ってのけぞって笑うのを最後に見たのは、2014年の9月21日、バンド仲間と旅行に行った時の宴会以来である。
私は真剣だ。
コールアンドレスポンス。
全てはここから始まるのだ。
あんまり笑うので、メタクソに叩きまくってくすぐり倒して話は終わってしまったが、あの、
私、そんなにおかしなこと言ってるでしょうか・・・??