人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

洋食屋の歓迎会

会社の歓迎会があるので晩御飯はいらない、とダンナ。

雨が降っていたので駅まで迎えに行ったのだが、ウッ、酒臭っEE:AEB30

私も飲むと、こんな臭い出してたんかいEE:AE5B1

職場には酒飲みが少なく、こういった飲み会は全然面白くないと言っていた。

今回も「かったりー」と出かけていったのだが、どうやらゴキゲンそうである。

ダンナも飲むのなら私も飲まないと気が済まず、続きを家でやったのだが、もうすっかり出来上がっていて、「続き」というより「消化試合」となっていた。

「美味しいもの、食べた?」

「美味しい?う~~ん・・・。」

「居酒屋さん??」

「いやー、洋食屋さんって感じかな?」

これまで会社の飲み会は、割と気の利いたお店が多かったので、食べ物の話を聞くのはちょっとした楽しみでもあったのだ。

「へ~、美味しかった?何食べた?」

「えっとね、唐揚げ。」

「からあげ!?」

「それと枝豆。」

「枝豆!?」

「それとポテト。」

「それって普通に居酒屋メニューじゃん(笑)」

「いや、ちょっと待て。シメにチャーハン。」

「シメにチャーハン!?洋食屋じゃないの!?」

「あ、待って待って、ピザもあった!」

「チャーハンにピザ!!」

「それからきびなごっ!」

もうこの辺からは爆笑だ。

「それと麻婆豆腐。」

もういいよ!

「誰か刺身頼んでたな。」

もう一度聞きますが、それ本当に洋食屋さんなの??(笑)ダンナはうん、と言って譲らなかった。

「ぽ子はー、やれって言われたらハンカチ落しとかやる?」

「ハンカチ落とし!?」

「じゃねーや、えっと何だっけ、あれ、えっとえっと・・・。」

答えは騎馬戦であった(笑)どうやったら騎馬戦とハンカチ落しを間違えるのか。

結局ダンナは、コップに1杯のワインしか飲まずに寝てしまった。

それでも「まだ寝ない」「まだ寝ない」と粘り、寝たのは1時頃か。

酔いのペースが違うと、先に行っている方は恥をかくということが分かった夜であった。

私もあんなんなってるのかなぁ??

・・・と書いていて思い出した。

先日テレビで見た酔っ払いが、自分にソックリだったのだ。

私は黙っていたが、ダンナが「ぽ子にソックリだ。」と言った。

その酔っ払いは通報により警察に保護されるのだが、いわゆるゴキゲン系酔っ払いで、お巡りさんに抱えられながら「1、2、3、4、5、6、7、8!」などと言いつつフラフラ歩いていた。

綺麗に飲むのは無理そうだから、せめてかわいい酔っ払いでいたいと思う。