暑かったですよ、昨日は。
なもんでちょっとビールを、ほんとビールとサワーちょっとだけのつもりだったのに。
まぁもういいや、今週は平日1日少ないし、もう酒飲みWEEKで。
しかし、よせばよかったと、やはり朝になって痛感する。
なんじゃ全然疲れ取れてない、寝た気がしないじゃん・・・。
飲むと眠りが浅くなるのか、朝方にも目が覚めてそれっきり寝た気がしない。
朝になったら寝てやる・・・。わかりにくい表現だが、そう繰り返してやり過ごす。
「朝ご飯は、ご飯としらす干しだけでいい・・・。」
ダンナは確か昨夜そう言った。食べ過ぎたというのだ。
しかし私には予定していた半額の赤魚粕漬け(小)があったからそれも出したが、しっかりそれも食べておかわりして出かけていった。
フー、私はまだ腹いっぱいだ。
サンマは私のキングオブ魚だが、昨日は塩焼きと刺身にご飯を2杯、酒もしこたま飲んだのだ。
ダンナが出かけたら寝るに限る。
「今日は私が晩ご飯作るから♪」
文化祭が終わり6連休に入った娘ぶー子はゴキゲンで、こんな事を言い出した。
ひえっ、まじか。
ご飯を作らなくて済むという事は、午前中の「晩ご飯の下ごしらえ」に充てていた時間が浮く、仕事が帰ってから晩ご飯の支度をしなくて済むという事だ。
どんなご飯でもいい、そんなに有難いことはない。
しかも今日に限って職場で仕事仲間グッティ氏に「娘さん、ご飯とか作ったりしないんですか?」と聞かれ、孝行娘の響きをゲットした。
残業だった。
逆にダンナは今日は早いと言っていて、家に着いたらぶー子とふたりでキッチンに立っていた。
ぶー子はご飯を作り、ダンナは洗い物をしている。
私は浮いた時間でゲームでもやろうと思っていたのだが、これではとてもそんな雰囲気ではない。
私は「ただいま」と帰ってそのままテーブルの片付けに入った。
「いいよいいよ、今日は座ってて。」そう言ってはいるが、今日は何の日だ??
理由もないのにひとりでフンぞり返るほど神経ズ太くはない。
正直疲れていたから、誰かに嘘でもいいから「今日は誕生日だったじゃん」とでも言ってもらいたい心境だった。
ああ、ダンナ、腐りかかったゴボウの片づけまで・・・そりゃいつかやろうと思ってたとですよ・・・。
「ブログでもやんなよ。」
ぶー子が言った。
ブログでもやんなよ。このシチュエーションでこう言われ、はいそうですねと言える人は少ないだろう。言える人にはなりたくない。
「ご飯できた時に『今からブログ始めるから』とか困るんだけど。」
ひえっ、それはいつもの晩ご飯風景だ。
すみませんね、午前中じゃネタが何にもないんですよ。
こうして心の準備のできる前にパソコンに向かう羽目になった。
さあ書け!!と言われて書けるものでもない。
キッチンではダンナとぶー子が仲睦まじく支度をしている。
これでは「今日ぐらい休んでて♪」ではなく、単なるつまはじきだ。
私はどうすればいいのだ?
今やりたい事はゲームだがさすがにそれはまずそうだし、一体何をしているのがふさわしいのだろう?
何となく居心地の悪いまま時間が過ぎている。