今回泊まった宿の紹介をしたい。
宿を決めるにあたって参考にしたのは、「あなたにも教えたい四万温泉(上毛新聞社事業局出版部 )」という本だ。
その中で、「露天風呂で酒が飲める宿」として紹介してあり、面白そうなので選んだのであった。
しかも安い。
1万を切っていた(笑)
なので、最初に宿を見た時も、さほど驚きはなかった。
ここ「中村屋」は、実は酒屋さんなのである。
入り口は、店の横の隙間。
さすがにこれを見たらちょっと不安になったが、入り口から中は、普通の旅館である。
新しい畳の匂いが気持ちいい部屋だ。
つくりは古いがきちんとリフォームされていて、快適である。
浴衣セットをまとめてお風呂に持っていけるよう、かごがあった。
貸し切り露天はふたつ。(写真はそのうちのひとつ。)
小さいが、後から奥の湯船を足したようで、この半露天が良かった。
立地は大型駐車場の裏だが、目かくしがしてあり、うまいこと緑だけが目に入るようになっているのだ。
風通しも良く、気持ちよかった。
インターフォンがあり、飲み物を注文すると、このクレーンでしゅるしゅると下ろしてくれるのだ。
どこの口コミにも、食べ物が良かったと評判であった。
ご覧の通り。
天然岩魚にモツ煮、山菜、馬刺しまで!
鍋はナントカ豚の柳川風??すき焼きみたいに卵にくぐらせて食べる。
ご飯は釜炊き、天ぷら、けんちん汁、おしんこ、デザート。
量だけでなく、家庭的ながら味も良かった。
満足。
というか、苦しい。
そして朝食。
こちらもご覧のボリューム(笑)ほとんどダンナのお腹に。
ご飯は麦飯になっていた。
なめこのお味噌汁、美味しかった!
トイレ・洗面所は共同、大浴場はない、いわゆる民宿的な宿だが、きれいにリフォームしてあるし、あちこちにもてなしの気遣いが感じられて、とてもいい宿であった。
お陰でいい旅になった。
↑嘘はないが、特に風呂に関しては写真×0.5ぐらいでイメージしておいた方がいいと思われ。