人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

カジノ・ドライブ

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11時40分。

予定より10分出発が遅れてしまった。

かなり余裕を持って予定を立てていたのが仇になった。

間に合うか。

というか、着くだろうかEE:AE4E6

母を立川に連れて行くのだが、いかんせんかなり足腰が弱ってきているので、車で行くことにしたのである。

何度も書いているが私は、「初めての道」、「片側2車線以上の道」、「細い道」、「こっちに向かっている一方通行」などが非常に苦手で、極力避けてきた。

今回もできればそんなところまで車になど乗りたくはなかったが、事情が事情である。90近い母に無理はさせられぬ。

本当はこの間の週末にダンナを乗せてテスト走行する予定だったのだが、昼にうどんを食べ過ぎてそれどころではなくなってしまったのだ。

地図を見たところ、行き方は至ってシンプル。

もういいや、ぶっつけ本番で。

腹がいっぱいになると、こういう思考になりやすいから危険である。

そして今日、その決断を猛烈に悔いた。

行っておけば良かった。

駐車してる車を避けなくちゃならなくなったらどうしよう、道を間違えたらどうしよう、間違えて右折斜線に入っちゃったらどうしようEE:AEAC2

気持ちいいぐらいに発揮されるマイナス思考。

まだまだあるぞ、駐車場が狭かったらどうしよう、バスの後ろについちゃったらどうしよう、ハッ、ガソリン大丈夫か!?

私にとっては一大事なのである。

実際には母と喋りながら運転したので、難易度は上がった。

会話を咀嚼し、路肩を走る自転車に注意し、矢印のついた信号の意味するところを考える。

どれかにぶつかりそうだ。とんだギャンブルである。母には言わなかったが。

青梅街道の一部が片側2車線になっており、路駐している車が一台。

こんな時、後ろについて止まってしまうのが私だ。そして右にウィンカーを出して途方に暮れるのである。

幸い右側の車線が空いていたから止まらずに済んだが、バックミラーに映っている車がどっちの車線のものなのか、途端に分からなくなるから不思議である。

こういうのは、自分の自信のなさから来ているのだろう。

バックミラーに映る車など後ろの車に決まっているのに、「大丈夫?」と問いかけてしまうと急に自信がなくなるのである。物事のありかた以前の問題だ。

普段分かりきっていることでも、ひとたび「ファイナルアンサー?」と問われると迷いが生じる。

そして慣れない車の運転は、「ファイナルアンサー?」の連続である。もうすっかり自信をなくし、青信号ですら信用ならない。

そんな緊張とは裏腹に、車は滞りなく目的地に着いた。予定より30分も早い。

ところが右折で駐車場に入ろうと思ったら、中央分離帯があって曲がれなかったのだ。

仕方なく一度スルーして、グルッと回る。右折、右折、右折、右折。

グルッと回れば同じ場所に戻ってくるのであるEE:AEB64再び中央分離帯に阻まれ、今度は右折、左折、左折、左折。

着いた~EE:AE46F立川、クリアEE:AEAABお母さん、今度から車で行こうねEE:AEB85

来れたのだ、帰れるはずだ。

ところが帰りは曲がる場所を失念し、変な場所に出てしまった。

ナビも地図もない。ここからは勘だ。

しかし無事、クリアした。時々ラーメン食べに来ていた道に出たのである。

80点か。

道を間違えたのはマイナスだが、勘で上手いこと戻ったのだから90点と言いたいが。

帰ったらドッと疲れた。

しかし経験値は上がった。

次は来月だ。100点を目指す。