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「じゃ、行ってくるね。」
夜、8時過ぎ。
ダンナは肩にタオルを巻いて、出かけて行った。
あぁ、とうとうジョギングを再開してしまったか。
私はまだ決心がつかない。
年が明けて、またダイエットである(笑)何度やっても、目標体重になるまえに挫折の繰り返しだ。
ラーメン、寿司、ステーキ、ハンバーガー、酒、生クリーム・・・。
私は誘惑の中で暮らしているのである。
右見れば「はま寿司」、左を向けば「すてーき亭」、電車に乗れば「もうやんカレー」。
どうしても誘惑に勝てないのだが、まだ負けた訳ではない。先延ばしにしているだけなのだ。
そう言って、本当に先延ばしにしていたのだった。
怖くて体重は長いこと測っていなかったが、年が明け、観念してダイエットを再開し、体重計にも乗った。
最重記録更新EE:AEB64
恐ろしい。引き返すなら今だ。
しかしまだ「走る」という気持ちにはなれなかった。
私が決めたダイエットは、「食べる内容を考え直し、量を減らす」のと「WiiFit」である。
WiiFitにしても筋トレはパス、ヨガばかりだ。
それでも若干の効果を見せた。
そりゃそうだ、手ぬるいといっても、その中で努力はしている。
晩御飯なんて、ウサギのご飯程度なのだ。
「朝になったら取り返してやる」と呪いの言葉を心の中で呟いて乗り越えているが、実際に朝になると、案外食べられないものである。
なので、遠慮なく肉などを中心に、朝からいただいております。
ヨガだって、ハァハァ言って疲れるようなことはないが、あちこちピンと伸ばし、腹から息を吐ききったりしているので、結構それなりにキツい。
昨日は「コブラのポーズ」とかいうのに挑戦したが、背中がバキバキバキッといって折れるかと思った。
まぁそれなりに頑張っているのである。
だからまだジョギングは免除して欲しい。
あぁ、頑張って走っていたあの日々は、何だったんだろう。何かが憑いていたのだろうか。
嫌々走っていたのではない。
私は楽しんでいたし、誇らしくもあった。
皇居の周りを走ろうとか、ハーフマラソンを目指そうとか言って、夢を描いていた。
それが今、心から嫌なのである。
半年前に、ジョギングで10キロ落とした友人に会ったが、そんな事実を目の当たりにしても、私は動けなかった。
それもふたりである。神様は良いお手本を2つも見せてくれたのに、私はまだコタツでウダウダしているのである。
とうとう神様は、ダンナも動かしてしまった。
正直、これは焦った。
一緒にバカやってた友人が受験勉強を始めたようなショックである。
しかしひとこと言わせて欲しい。
これでも諦めている訳ではないのだ。
先延ばしにしているだけなのである。
課長、ぴろちゃん、いずれランネットで会いましょう。