実家の片づけを手伝いに行っているのだが、そこで兄の古~い作文が見つかったのだ。
字の汚さと漢字の少なさ、文章の稚拙さからみて、小学校1年生ぐらいではないかと思われる。となると、その頃私は3歳ぐらいだ。
ぼくはいもうとと二丁目にいきました。
さかのところでいったりきたりしました。
ぼくが「早くかえろう」といったらいもうとは「まだあそぶ」といいました。
ぼくはしかたがないからまだあそびました。
「グランドのほうにいこう」とぼくがいったらいもうとは「いかない」といいました。
ぼくは「こうえんにいこう」といったらいもうとは「さんせいのはんたい」といいました。
ぼくはいろんなこうえんにいきました。
さいごのこうえんにいこうとしたらいもうとがいなくなってしまいました。
ぼくはさがしてさがしまくりました。
やっとみつかった。
ぼくははらはらしました。
「かえろう」といったら
「さんせい」といいました。
小さい頃の私は、ものすごくわがままだったようだ(笑)
母と一緒に買い物に行って、欲しい物があると買うまでひっくり返って泣き叫んだりしたものだ。
兄も手を焼いていたようで、いつも振り回されていた、と母から聞いた。
古いカセットに、兄が泣きながら「ぽ子ちゃんのバカ!」、「ぽ子ちゃんのうそ!」と言っているものも残っている。
あまり実家にはいい思い出がないが、そんな頃があったのなら戻りたいものだ。
ところで「賛成の反対」は、「反対」ではないのだろうか??