み~んな遅く帰って来たから晩ご飯は10時半、寝た時間もその分遅くなってしまい焦る。
相変わらず飲んでないので全く眠くなく、時間が遅いにも関わらずL25を読んでから寝る。
案の定今朝は寝坊気味に起きたが、やはり酒が入ってないから楽ではある。
みんな出掛けたらゲームにとりかかるが、ここで急に眠くなった。
眠いがゲームはやりたい。
朝のゲームは30分まで、と心の中のぽ子とお約束をしていたので、その30分まではしっかりやる。
電源を切るともう・・・、猛烈に眠い。
たまにはいいか。昨日遅かったし・・・。
ソファに座ったまま体を横に倒す。そこにはエルが寝ている。
私はエルを踏まないように、そっと背もたれとエルの間に倒れた。
・・・寝づれー・・・。
次には足を延ばしたが、これにより11時前まで爆睡する事になる。
夢を見た。
私は実家にいた。もう家を出ていた兄もそこにいたが、ダンナと娘ぶー子はいない。
しかし昔の話ではなく、今の私がそこにお呼ばれしているのだ。
その証拠に現在絶交状態の父もそこにいて、私はそれがイヤでイヤでしょうがなかった。
「ぽ子、ちょっと。」
ゲームをやっていると父に呼ばれた。どこにいても夢の中でもゲームをやっているぽ子である。
黙って父のところに行くと、「どうせお前のところなんか貧乏なんだろう。」と言ってマックフルーリーのチケットを2枚差し出した。
どうやら父なりの和解の申し出のようだが、「どうせお前のところなんか・・・」という上から人を見下すようなものの言い方、そしてそうでもしないと歩み寄れない父に猛烈に腹が立ち、
「冗談じゃねぇ!!」と、まだ実家にいて父と衝突した当時のそのままの暴言っぷりでクソミソに罵倒し、私はそれを拒否した。
悔しいのと、あんなやり方しかできない父が哀れで情けないのと、恐らく自分の生活も精一杯なのに何とか手に入れたフルーリーのクシャクシャのチケット。
年老いて少し小さくなった父はチケットをポケットにしまい、そのまま黙っていた。
私はやり切れず片付けてしまってあったゲームをまた繋ごうと思うのだが、なぜかその機械はコードがたくさんついて複雑で、私の手には負えなかった。
あちこちプラグをつけたり外したりしていると、兄が黙って手伝ってくれた。しかし、無言で私を責めているようでもあった。
ひどい夢である。
こんな夢を見たから父に会いたくなったなどと言う事は全くないが、なんと哀しい夢なのだ。
これは堂々、「涙の・・・」シリーズになる。
「涙の・・・」界のグラミー賞レベルである。
泣くなぶー子よ、私など映像として見てしまったんだぞ。
暗い気持ちで11時、くそー、何もできなかった午前中。ゲームの世界では目的地にたどり着いたが。
さて、昨日書いた携帯の話のその後です。
昨日私はこの携帯の事を言いたくて、ダンナが帰ってくるのを待ちわびていた。
欲しい携帯がある、とだけメールしてあったが、それ以外の情報は後でゆっくり話すつもりでいた。
訪問販売の如く相手の反応を見ながら、この携帯の虜にするのだ。
晩ご飯を食べて落ち着いた頃、私はパンフレットを見せた。そして横から何がどうすごいのかを呪文のように語る。
「・・・ところがね、これ、2万以上するの。」と言うと、なんとダンナは「うん、知ってる。」と言った。
知ってる?
さっきパンフレット見てた時は、初めて見たような顔をしていたのだ。
「何で知ってるの?」
ダンナは携帯の機種には、全くといってもいいほど詳しくない。興味もない。
「うん・・・。」
しかし歯切れの悪い返事をしただけである。
「いつから??」
何を聞いても曖昧な返事しかしない。
何か後ろめたいのなら、もっと上手にごまかせないのか。
私は不安になってきた。
誰か持ってるとか?
買ってあげようと思ってたとか?
後ろめたいような相手なのか?
「嘘つき!!」
・・・と言ったのはぶー子である。
「お父さん、全然携帯に詳しくなんかないくせに!!」
おお、いいぞいいぞ、追い詰めろ。
「詳しくなんかないよ、ただ、この携帯についてだけちょっと・・・。」
「何で?!」気になる、気にかかる。
「いや・・・、その・・・、そういう時はどんな時だと思う?」
・・・!!
そうか、この機種についてだけ知っている→この機種についてだけ調べた→それが言いにくい時・・・。
私の誕生日は10月である。
そうか、しまった、深追いするんじゃなかった。
しかし急に追求を止めると不自然だ。フェイドアウトだ。
「ふーん、おかしいねぇ・・・。」
まぁいっか・・・、そんな感じにまとめようと思ったのだが、ダンナはしょんぼり白状した。
「『人間のクズ!』に載ってた・・・。」
「!!」
もう読んだの!?
アハハ、そうでしたか(泣)
アクセスありがとうございます・・・。
その後この携帯について色々調べなかなか良い携帯だとわかってきたが、私に使いこなせるかという問題が出てきた。
そもそも壊れてもいないのに買い換えるという事に抵抗があるが、往々にして必要な時にはあなたはいないのだ。
決断が迫られている。