いちいち言わずにおれないあたりが、まだ負けているのかもしれないが。
お友達になりました。
もう寝る前から、予感はしていたのだ。今夜はダメだ、と。
寝坊したので朝のゲームが夜になったが、意外と早くケリがついたので、早めに布団に入ることができたのだ。
気持ちに余裕があるのはいい。
時間に余裕があるっていいね。
これなら焦って寝る必要はない。
ちょっとぐらい本を読み過ぎたって、ちょっとぐらい眠れなくたって、「余裕」があるのだ。そこに充てればいい。
余裕っていいね。
余裕とは自由である。
…などと考えながらも、嫌な予感はしていた。
実はこの「余裕」が、眠れなくするパターンが結構多いのである。
恐らく、イレギュラーであることへの緊張だろう。
努めて余裕のある風を装うが、「装ってる」あたりがもう負けの匂いだ。
我ながら面倒な野郎である。
案の定、本を読んでいても、一向に眠くなってこない。
これ以上読んでも無駄だ。「余裕」の無駄使いである。
適当で切り上げて、目を閉じた。
…って、眠れるかいEE:AE4E5眠くないのに。
長い夜の始まりか。
しかしもう私は、ほとほと疲れていたのである、この戦いに。
抗うのは止めた。
腹も立たなかった。
焦りもなかった。
なるようになれ、という程の意気込みも、畜生という悔しさも、不思議と昨日は湧いて来なかったのである。
まいっか、そんな感じでまた、本の続きを読む事にしたのである。
全部読んでしまった。夜が明けていた。
これでいい。眠る必要のない日だったのである。
これが私の睡眠障害に対する最後の場所だろう。
仲よくする事にした。
私の友達は、気まぐれなのである。
そして私は、とても好かれている。
受け入れてしまったら、気も楽になった。もう頑張って寝るのは止めた。
これも神の魂胆としておく。
しかし、ふぁ~、今眠いねEE:AE5B1
これはどうしたものか。