人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

新しいお友達

いちいち言わずにおれないあたりが、まだ負けているのかもしれないが。

お友達になりました。

もう寝る前から、予感はしていたのだ。今夜はダメだ、と。

寝坊したので朝のゲームが夜になったが、意外と早くケリがついたので、早めに布団に入ることができたのだ。

気持ちに余裕があるのはいい。

時間に余裕があるっていいね。

これなら焦って寝る必要はない。

ちょっとぐらい本を読み過ぎたって、ちょっとぐらい眠れなくたって、「余裕」があるのだ。そこに充てればいい。

余裕っていいね。

余裕とは自由である。

…などと考えながらも、嫌な予感はしていた。

実はこの「余裕」が、眠れなくするパターンが結構多いのである。

恐らく、イレギュラーであることへの緊張だろう。

努めて余裕のある風を装うが、「装ってる」あたりがもう負けの匂いだ。

我ながら面倒な野郎である。

案の定、本を読んでいても、一向に眠くなってこない。

これ以上読んでも無駄だ。「余裕」の無駄使いである。

適当で切り上げて、目を閉じた。

…って、眠れるかいEE:AE4E5眠くないのに。

長い夜の始まりか。

しかしもう私は、ほとほと疲れていたのである、この戦いに。

抗うのは止めた。

腹も立たなかった。

焦りもなかった。

なるようになれ、という程の意気込みも、畜生という悔しさも、不思議と昨日は湧いて来なかったのである。

まいっか、そんな感じでまた、本の続きを読む事にしたのである。

全部読んでしまった。夜が明けていた。

これでいい。眠る必要のない日だったのである。

これが私の睡眠障害に対する最後の場所だろう。

仲よくする事にした。

私の友達は、気まぐれなのである。

そして私は、とても好かれている。

受け入れてしまったら、気も楽になった。もう頑張って寝るのは止めた。

これも神の魂胆としておく。

しかし、ふぁ~、今眠いねEE:AE5B1

これはどうしたものか。