人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

アザブジュボ~ン・・・・・・

なんでわざわざ麻布十番まで、祭りのために行ったのか。

そういう疑問を持つべきであった。

なぜ、麻生十番の祭りじゃなくちゃいけなかったのか。

「滝山みんなの夏祭り」で充分だったのではないか。

このお祭りを知ったのは、もう2、3年前のことになる。

よく見ていたグルメブログにその様子が載っていて、ぜひ行ってみたいという気持ちになってしまったのだった。

屋台の食べ物が美味しそうだったからだが、祭りに屋台はつきものである。

なぜ、ここじゃなくちゃいけなかったのだろう・・・。

麻布十番の駅を降りて地上に出ると、もうそこはお祭りであった。

喉が渇いていたのでシークァーサーのサワーをジュースのようにゴクゴク飲みたい、と言ったら、それはすぐに見つかった(笑)

しかも生ジュースで割ってくれ、すごく美味しかった。

それを飲みつつ、屋台の並ぶ通りを進む。

が・・・。

まるでラッシュアワーの車内である。

人の流れは遅く、身動きが取れない。

喉が渇くのでサワーをもっと飲みたいのだが、シークァーサーは二度と現れず、流行っているのか、ビールの他はサングリアとモヒートばかりである。

渇くので、食欲が沸いてこない。

とにかく一度、この渇きを癒さないと、何も喉を通らないという感じであった。

かと言って、サングリアやモヒートという気分でもなく、結局通りの端まで来てしまい、そこにあったスーパーで缶のサワーを買った。

ダンナもボトルワインを買い、それをラッパ飲みである。

缶のサワーを2本飲んでやっと落ち着いたが、結局食べたのはコロッケ1個だけであった。

あまりの人に、すっかりテンションが下がってしまった。

麻布十番の祭りに行き、スーパーで缶サワーを買って、コロッケ食べて帰ってきたのである。

しかも首からさげていたカメラのレンズキャップが、ラッシュの人にもまれてドブに落ちてしまった。

なんか疲れた。

「もう、地元に帰りたい。」

私達の祭りはこれからである。

東村山のシダックスで飲んで歌って、ラーメンを食べて帰った。

朝になって「花月で壷ニラ食べるの忘れた・・・。」とダンナに言うと、「は?ラーメン来る前からパクパク食べてたでしょ。」とのこと。

記憶はどこからどの程度なくなっているのだろうか。

とりあえず布団の上で寝ていた。

いい方だろう。