人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ロック×クラシック

謝罪記事、そろそろ下ろします。

お叱りはいつでも受け付けますので。

さて、月曜日だ。

このところまともに動けたような記憶がとんとないが、一応考えはあった。

まぁ考えなどというちゃんとしたものではないのだが、「早く寝よう」というだけのことである。

飲んでもその分早く寝れば、翌日へのダメージが減る。

しかし飲んで酔ってしまうと自分へのコントロールが利かなくなるなるために、なかなか実行できなかったのである。

「考え」などと言うならその辺をどうするか考えろって話だが、答えは「気合い」、それだけであるEE:AE4E6

しかし効果はあった。

無理だと分かってはいたが「10時に寝ます」と宣言し、いくら無理でも10時を目指せば11時ぐらいには寝れるだろうと思ったのだ。

やはり10時にケツは上がらなかったが、BGMに「蛍の光」がかかったような気持ちにはなった。

そろそろだ。

そう思いつつ、ゲームの合間合間に(またゲームだ)歯を磨き、皿を洗い、米を炊飯器に入れ(とうとう無洗米である)、11時過ぎには寝室に向かうことができた。

昼に散々歩いて疲れていたのか、そのままバタンキューEE:AE4F4という理想的なパターンであった。

しかし、朝は眠い。

睡眠時間や疲労感の問題ではない、寝起きは眠いという単純な問題である。

月曜であると考えただけでゲンナリしたが、「昨日は良く寝た」、「二度寝をしなければゲームができる」と言い聞かせ、何とか乗り越えた午前中であった。

しかし次のハードルは、食後である。

なぜサッポロ一番みそラーメンを食べると、あのように眠くなるのだろうか。

ちょっとぐらい寝てしまえ、

いいえ、ここまで頑張ったのに、

ちょっとぐらいいいじゃねえか、

いやよ、そのまま駄目になってしまうわ。

オヤジと生娘のような戦いの末、私はピアノを弾くことを思いついた。

そもそも食後は「昼休み」と称して、ピアノを弾いていたのである。

その歴史自体は長いが、このように時々飽きて長期間開くので、全然進歩がない。

まぁ、眠気が覚めてくれれば良しとしよう。

ピアノを弾く事に目標を持ってしまったら、かえってモチベーションが下がりかねない。

音楽室に上がりピアノの上の手動カレンダーを見ると、それは1月6日になっていた。

つまり最後に弾いたのは、1月6日という事である。

最後にジョギングをしたのも、その辺であった。

ここら辺で私のエネルギーが切れたらしい。

やる気というものは、色んな事に連動しているようである。

楽譜もそのまま開いてあった。

サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」のピアノ譜だが、この1曲だけを弾いていたにも関わらず、なかなか思うように弾けなかったのだ。

日にちが開いたことでまたスタートに近い時点に戻されたが、ふと思った。

「こんなの弾けない。」

弾けないものを練習するのは馬鹿らしいと思って気がついたのだが、弾けるように弾けば良いだけである。

バンドの練習で何度もあったが、適当でいいのだ、音がひとつ減ったって、もしかしたら半分ぐらい減ったって、決定的な雰囲気を壊さなければ、自由に弾いていいのである。

それがロックであり、ポップスであり、ジャズであり。

なぜこんなに融通が利かないのだろうかと考えたのだが、そもそもクラシックというものは、譜面通りに弾かなくてはいけないものなのである。

音程に関しては絶対と言っていいだろう。

その代わりにテンポや音の強弱で、表現する。個人差が出るのはここだ。

感情がこもればタメが入ったり、走らせたりする。

なるほど、リズム音痴もここから来ているのかEE:AE4E6

絶望的だな、今から矯正できるものだろうか。

しかし「楽しく弾く」ことは忘れたくない。

結局、自由に弾けないリズム音痴で終わるのだろうか。