人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

必要とされないしらたきの哀愁

嵐のような一日であった。

嵐にしないためには早めに行動を起こすべきなのだろうが、午前10時、私達は猫を挟んでベッドで横になっていた。

せっかく一日を無駄にしないよう、前日はスタジオ練習のあとまっすぐ帰ってきたのに、これではいつもの休日である。

しかしやっと起きたら、次はラーメンである。

実家の母と兄夫婦が来たのだ。

夏には兄夫婦の家に招かれ、さんざんご馳走になっているのだ、今度は私達の番である。

こういったホームパーティは結構好きなのだが、いかんせん読みが甘いのでいつも時間がなくなってしまうのだ。

今回は料理3品ほどが間に合わなかった。

飲みながら作るつもりでいたのだが、無理である(笑)

キッチンにはしらたきがザルにあげたまま、ずっと放置されていた。

しかし、つくづく家族っていいものである。

若い頃は色々あってうらみつらみもなくはないが、時が経ち、適度な距離を持つ事でとてもいい関係になれたと思う。

特に兄が結婚して、素敵な嫁さんを連れて来てくれたのは大きい。

和やかで、華やかな夜だ。

しかし飲んだEE:AEB64

シャンパンを開けてビール(小)を4本ほど、ワイン4本までは覚えている。

気がついたら私は床で寝ていて、誰もいなくなっていた。

体を起こすと、タジン鍋が。

周りにリボンや紙袋があるところをみると、どうやら兄夫婦から頂いたらしい。

嬉しいEE:AEB30

欲しかったのだが、高くて踏ん切りがつかなかったのだ。

それがこれ「エミール・アンリ」なる由緒正しいものが、ココット皿とセットで我が家に来てしまったのである。

ありがとう、ありがとうEE:AEAAB

レシピがついていたので、片っ端から作るつもりだ。

まだ二日酔いは始まっていなかったので、テーブルを片付ける事にした。

途端にグラスをいくつかまとめて盛大に割り、ダンナが飛び起きてきた。

らいろーふ、らいろーふ。しかし、スペシャルなグラスは、使うたびに減っていく不思議である。

楽しい夜だった。

それに比例して、二日酔いは酷いものである。朝は起きれなかった。

次はいつだろう??

今度はもっと酒もつまみも増量しよう。