嵐のような一日であった。
嵐にしないためには早めに行動を起こすべきなのだろうが、午前10時、私達は猫を挟んでベッドで横になっていた。
せっかく一日を無駄にしないよう、前日はスタジオ練習のあとまっすぐ帰ってきたのに、これではいつもの休日である。
しかしやっと起きたら、次はラーメンである。
実家の母と兄夫婦が来たのだ。
夏には兄夫婦の家に招かれ、さんざんご馳走になっているのだ、今度は私達の番である。
こういったホームパーティは結構好きなのだが、いかんせん読みが甘いのでいつも時間がなくなってしまうのだ。
今回は料理3品ほどが間に合わなかった。
飲みながら作るつもりでいたのだが、無理である(笑)
キッチンにはしらたきがザルにあげたまま、ずっと放置されていた。
しかし、つくづく家族っていいものである。
若い頃は色々あってうらみつらみもなくはないが、時が経ち、適度な距離を持つ事でとてもいい関係になれたと思う。
特に兄が結婚して、素敵な嫁さんを連れて来てくれたのは大きい。
和やかで、華やかな夜だ。
しかし飲んだEE:AEB64
シャンパンを開けてビール(小)を4本ほど、ワイン4本までは覚えている。
気がついたら私は床で寝ていて、誰もいなくなっていた。
体を起こすと、タジン鍋が。
周りにリボンや紙袋があるところをみると、どうやら兄夫婦から頂いたらしい。
嬉しいEE:AEB30
欲しかったのだが、高くて踏ん切りがつかなかったのだ。
それがこれ「エミール・アンリ」なる由緒正しいものが、ココット皿とセットで我が家に来てしまったのである。
ありがとう、ありがとうEE:AEAAB
レシピがついていたので、片っ端から作るつもりだ。
まだ二日酔いは始まっていなかったので、テーブルを片付ける事にした。
途端にグラスをいくつかまとめて盛大に割り、ダンナが飛び起きてきた。
らいろーふ、らいろーふ。しかし、スペシャルなグラスは、使うたびに減っていく不思議である。
楽しい夜だった。
それに比例して、二日酔いは酷いものである。朝は起きれなかった。
次はいつだろう??
今度はもっと酒もつまみも増量しよう。