しくった~~!!そう来たかーーー!!
7月7日、結婚記念日である。
だからと言って羽目を外すには難しい木曜日だ、ダンナは明日休みをとり、パンダ見て寿司屋に行く事になったのである。
だから今日は、暦の上では結婚記念日だが、それを祝う日ではない。
そんな私に神は、牛モモ100g79円という試練を課した。
神よ、あなたの気持ちは良く分かった。
この肉を使って、ささやかなご馳走を作る事にしましょう。
しかし昨日の夜になって、「せっかくだから明日、新秋津で待ち合わせて1杯やろうかEE:AEACD」とダンナが言い出したのである。
しくった、ありえる話じゃないか、なんで肉なんか買ったかな。
明日からアニバーサリー3連休だ、山奥の部族のように連日祝い続けるのである。
今日を逃がしたら肉の出番は週明けだ。
「すみません、ご馳走を作ろうと材料を買ってしまいました・・・。」
わざわざ「ご馳走」などと言ってダンナの気分を損ねないようにしたつもりだが、「記念日にご馳走作る人」のレッテルを貼られてしまっただろうか。
新秋津で飲む方がいいのだが。
しかしだ。
こんな女だ、私は料理が嫌いだと思っている人も多いと思うが、そうではない。
私は食べるための努力なら惜しまないのである。
ただし、上手くはない。
いまだに本を見ないと作れないし、サッポロ一番の水だってちゃんと計量カップで計っている。
腹は決めて、今日の予定は「ご馳走を作る」それのみ、他の家事はこの隙間を埋めるパッキン程度とする。
盛り付けるだけのオードブルなどを入れると、13品になった。
毎度ホームパーティのたびに無理な量の予定を立て、案の定3、4品作れずに終わる。
そればかりかバタバタ時間に追われ、テーブルも流しも散らかったまま、間に合わなかった分を作りながらの乾杯である。
しかし今は、24時間主婦なのだ。
専業主婦は13品を可能にする。だろうか。
挑むような気持ちで買い物リストを作り、スーパーに向かった。
これら13品の他に、酒も買わなくてはならない。
エコバッグならなぜかたくさんあるが、自転車のカゴに入らないだろう。
そこで私はリュックを召喚した。
ファイナルファンタジーのリュックではなく、遠足に持って行く方である。
これにフランジアの3リットルパックと瓶のエビス(大)とペールエール、赤ワイン、シャンパンの小ボトルを入れて帰ってきた。
このラインナップ、新秋津で飲むぐらいの金はかけてもいいと勝手に解釈した。
こんなに重いものを背負ったのは、初めてかもしれない。
自転車をこいでいても、仰向けに寝かされそうな重さである。
家に帰って買った物を然るべき場所にしまうと、グッタリ疲れてしまった。
だりー、なんで13品も・・・。
ブログの下書きも終わらせなくてはならなかったが、パソコンを立ち上げたままソファで寝てしまった。
1時間のロス。
今回は何品、削る事になるだろうか。