人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

適当に人生。

結局、週末から飲み続けである。

しかし不思議な事に朝ちゃんと目が覚め、家事に支障がない。

なのでこうして調子に乗って飲んでいる訳だ。

さて、今日は何をしようか。やる事なら山ほどある。

ほとんど掃除・片付けなのだが、こういっぱいあっちゃ、もう何からやってもいいね、ハハハ。

さしあたって庭の木を切る事にした。

壮大な「さしあたって」である。

庭の木は、隣家の駐車場との境い目に、目隠しのように3本立っている。

非常に狭いところに無理矢理入れた感じで、すぐに隣にはみ出してしまうので忌々しかった。

だいだいにおいて私はこういう事は忘れるし、そのくせ近所との関係には非常に気を使ってヒヤヒヤしているので、これは本当に厄介な問題である。

なのでもうチマチマ切るの止めて、ある時ダンナにブッツリと幹を切って背を低くしてもらったのだ。

それで安心していたのだが、昨日見たら結構伸びて、またはみ出しているではないか。

隣の駐車場に車はない。

今のうちに切ってしまおう、という訳だ。

両手で切る大バサミを持って庭に出る。

はみ出している部分の手前から1本ずつ枝を切っていく。

このはみ出している先っちょの根元はどこだ??

たどっていくが、もうボーボーなので結構面倒な作業である。

えーい面倒だ、もう適当に切ってしまえ。

葉っぱがあちこちに舞ったが、後で掃くことにして手当たり次第に切っていった。

それにしても我ながら、「えーい面倒だ、もう適当に」人生である。

これでもなかなか整わない。

つーか、ラチが開かないのである。

私は決心した。

これはもう根元から切り倒してしまおう。

するのはダンナだ。

以上、終わり。

くそー、無駄な作業に汗かいてしまった。

シャワーを浴びて仕切り直しである。

次はもうちょっと楽な作業にしよう。

その作業とは「パソコンでバザー物品を募集しているところを探す」である。

パソコンで・・・という作業は、つまり「逃げ」である。

少しずつ部屋の大掃除を進めているが、やればやるほど不用品が出てくるのだ。

というか、不用品を出さないと片付かない部屋になっているのである。

しかし私は捨てられない。

なので「バザー行きの箱」というものを作り、とりあえずどんどんそこに放り込んでいるのだ。

このままでは今度はここが溢れてしまう・・・溢れているEE:AEB64

行き先はあっさり決まった。

最初に見つけたバザーの物品募集のところに電話をしてみると、ぬいぐるみ、マスコット、皿、服、何でもOKとのことであった。

これよこれ、私が探していたのはEE:AEB80

こりゃ全部持ってってもらえそうである。

「それではすみませんが、ご住所と電話番号とお名前を一応聞かせてもらえますか?」

ん??言うの??

そりゃ別にゴミの詰め合わせを引き取らせる訳じゃないからやましい事はないが、無節操であることは否めないラインナップだ。

かと言って素性を言えないようでは怪しませてしまうから、私は素直に全部答えた。

そして、早い方がいいと言うので、今週末に持って行くと言ってしまった。

休日にバザー行きの物をきれいに出せるようにする作業など、やる訳がない。

となると、私に残された日はあと一日である。

少しでもやらなくては、と電話を切ってからキーホルダーやオマケのマスコットなどを磨いていったが、こんなもの、売れるのだろうか。

汚れの落ちないものは改めてゴミ箱行きに格下げしたが、笑顔のスライムを見ていると、捨てるには忍びないEE:AEB69

きっと買うのは子供だ、こんな汚れぐらい気にしないだろう、そう思い直してさらに改めて生き延びた者もいた。

明日はバザー行きの物を出せるようにまとめなくてはならない。

どうせならコレクションケースにいれるフィギュアのダブりも出してしまいのだが、時間は足りるだろうか。

今、結構いい具合に飲んでいるのだが。

久しぶりにストロング・ゼロを飲んでるのだ。

回ってるぞ~~~~EE:AEB85