人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

影虎@練馬

住所は練馬だが、最寄り駅は東伏見か武蔵関になっている。

私のイメージ的には田無だが。

○麺堂が火曜日だけ、「影虎」として味噌ラーメン専門店を営業している事を知ってはいたのだが、いかんせん火曜日、なかなか行くチャンスがなかった。

ダンナが休みだったのでやっと行く気になったのだが、開店したばかりの7時でもう席は半分埋まっていて、私達が来た直後にすぐ行列ができた。

なかなか人気のある店のようだ。

本当は限定が良かったのだが、昼の部で品切れ、なので辛い「鬼爆」にした。

950円と割高だが、出てきたラーメンを見て「高い」などという気持ちは吹っ飛んだのだ。

とにかくゴージャス。

いわゆる「全部乗せ」状態である。

目を引くのはうず高く盛られたトッピングだが、揚げ野菜、肉味噌、白髪ネギ、と見た目も美しい。

揚げ野菜はれんこん、ごぼう、タマネギなどが確認できたが、もっとあったかもしれない。

ラーメンに楽しい食感である。

肉味噌はスープに混ざり込んでしまい、それ自体は大きなインパクトを持たない。

混ざる前にトッピングとして麺と食べるべきだったEE:AEAC0

半熟玉子は他の味が強くて味付けまでは分からなかったが、とろける半熟が私の好みで嬉しい。

チャーシューは炭火でじっくり炙っているのが見えたが、特大のものがドーンと1枚入っている。

脂が乗ってトロトロのぶ厚いチャーシューは絶品。

スープはまろやかな重みのあるクリーミーなもので、それほど味噌の味は強くない。

辛味もまろやかさによって幾分抑えられ、柔らかい印象である。

麺は太麺で、モッチリしたコシが他との絶妙なバランスである。

更なる楽しいみは、卓上アイテムだ。

珍しい事に山椒がミルに入っていたので、まずはこれから。

これが、挽きたての山椒の香りと痺れるような刺激がスープの辛味と相まって素晴らしい。

フライドガーリックの粉砕したようなものもIN、もちろん味噌との相性は抜群である。

そして、ラーメンと一緒に持ってきてくれた辛味調味料(オイル?)「赤鬼」を入れると、グッと辛味が増した。

こうして最後まで美味しく食べたのである。

スープに沈んだ具がもったいなくて、つい飲んでしまった。

ダイエット中の人間のために、穴あきレンゲくださいEE:AEB64

ああ、本当に美味しかった。

こりゃ何が何でも限定を食べなくちゃである。

ぽ子評価です。5段階で、

麺:4

具:5

スープ:5

総評:5

「鬼爆」