人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

睡魔との戦いon土曜日

目覚まし7時、出発8時。

・・・の予定が、起きたの8時、出発9時である。

ダンナの加入している保険組合で企画したウォーキングである。

すでに何度か参加しているが、そのシリーズだ。

今回は浅草からスタートして、建設中の東京スカイツリーを見て、両国の江戸東京博物館で終わるコースであった。

ところで浅草には、なかなか美味しそうなラーメン屋がたくさんある。

そこでのラーメンを勝手にセットにしたが、ラーメン屋の開店は11時半のところが多い。

寝坊したために朝ご飯を食べられなかったので、ウォーキングの受付を済ませてから空腹を抱えて歩き回る事になった。

暇の潰しようがないのでホテルのショッピングセンターを見て歩いたが、浅草のホテルのショッピングセンターだ。恐ろしくしょうもない。

本気でしょうもなければネタにでもなるのだが、ここのしょうもなさはネタにすらならないところであった。

ショッピングセンターの底辺を見た。

ラーメンを食べた。

そこからウォーキングのスタートだが、・・・眠い。

そもそも眠かったが、食べた事によって余計に眠くなった。

眠い。

人は歩きながらもこんなに眠くなれるものなのか。

あまりに眠いのでコースを勝手に短縮し、どこにも寄らずにゴールへ向けて一直線にした。

眠い。

江戸東京博物館は以前からずっと行きたいと思っていて楽しみにしていたのだが、眠気の前に私はなす術がなかった。

何とか足を運んだが、それは単なる眠気との戦いでしかなかった。

やがてダンナも眠い眠いと言い出し、ためしにちょっと座ってみたら恐ろしい程の睡魔への引き込まれように驚き、「ヤバい、行こうEE:AEAC6」とすぐに立ち上がった。

帰りの電車でもれなく爆睡し、久米川に着いたのは4時10分。

「・・・あと50分・・・。」

飲み屋のドリンク半額が始まるまでの時間である。何とも中途半端。

してその50分をどう過ごしたかと言うと、マックでDSである。

ダンナはリズム天国を、私はクロスワードを、4人席に向かい合って黙々とプレイしていた。

集まって無言でゲームをしている小学生を怖いと思っていたが、これはキモい。

私がやっているのはクロスワードですよ!!と言いたい気分であった。

居酒屋の半額ドリンクで飲っていると(誤字ではない、粋に「やっている」と読んでいただきたい)、娘ぶー子からメールがきた。

「iTunesで曲買いたいから、クレジットカードの番号教えてEE:AE5B1

教えるかっつーの!!EE:AE4E5

家に帰ればぶー子がパソコン2を占領していて、ゲームができない。

じゃあ私がパソコン1でブログの更新が終わるまでは、ぶー子が2を使っていいよ、と言う事にしたが、私はこの間にダンナが寝てしまうんじゃないかと気が気じゃなかった。

せっかくの土曜日だ、私は一緒にダラダラとゲームしたかったのである。

ダンナは眠くならないようにDSのゲームをやり、終わると録画したテレビを観た。

その間、私はしつこく「眠くない?」「大丈夫?」と寝させないようにプレッシャーをかけたが、結局私の方が先に眠くなってしまった。

しかしどうやらダンナも我慢していたようで、私の「眠い」を聞くと程なくしてソファに座ったまま寝てしまった。

あぁ、今夜のゲームが終わってしまった。

しかし私も眠い。

勘弁してやろう。

二度と繰り返すんじゃないぞ(笑)