ええっ?あーそうだったっけ??・・・ぐらいな程度だったので、朝になったら昨夜の不摂生を後悔した。
飲みゲーだ。
3時半までは覚えている。
しかしダンナは朝になって言った。
「今日は新宿、行くんでしょ?」
最初意味が分からなかったが、そうだった、昨日行き損ねた新宿のワンダースポットとラーメンに行こうとか何とか言ってたような。
つーか、朝ではない、もう昼である。
頭痛少々、吐き気少々、眠気多々。
うー、でもラーメン食べたい。
こうして今日もラーメンによって、寝るだけで終わらずに済むのである。
行列して激辛ラーメンを食べ、雑誌に載っていた廃墟に向かう。
それは大久保にあったが、残念ながら周りのビルが邪魔で上の方しか見えなかった。
写メ撮ったらただのシャレた建物である。
そのまま戻るのもつまらないので、途中にあったペットショップに立ち寄る。
何度か行ったことのある店だが、珍しい動物が多く、ちょっとした動物園だ。
見るたびにカメに惚れていくが、ダンナの許しがもらえないので見るだけである。
国籍不詳の子供が騒いでいたのも大久保という場所柄か、面白かった。
う。
そしてそれは突然来た。
ペットショップを後にして、西武新宿駅に向かっている途中であった。
リトルコリア化している大久保の町を冷やかしながら歩いていたが、その波は中華の珍しい食材を見ているときに突然やってきたのだ。
「あのー、ちょっとトイレ行きたいですね。きれいなトイレ。デパート希望。」
「ん?ウンコか?」
ウンコなんて生易しい予感ではない。
恐らく先ほどの激辛ラーメンの刺激か、唐辛子が腸内でかくはんされてパニックを起こし、内容物が一気に出口を求めて殺到しているのである。
「あのー、もうあまり猶予ないかもです。」
「えー!?この辺にデパートなんてないしなぁ。駅まで行けば結構きれいなトイレだったと思うけど・・・。」
しかし駅のトイレなど、仮にきれいだったとしても、激しく和式の予感である。
あんな所まで行って和式だったらもう後がない、と言うと呆れた顔をして、それでもスタスタとトイレを探して歩き回っていた。
「病院がある!結構大きな病院だよ。」
病院EE:AEAAB壊れた腹に完璧だ。
ズカズカと大股で、そこを目指す。
そこでダンナも実はラーメン屋で決壊していたことを知り、原因はそれ以前のコンビニにぎりと思われた。
「面会ですか?」
なんと、入り口で警備員に阻まれた。今日は休みだったのだ。
こっちだってある意味急患である。
「ちょっとトイレ貸してもらえませんか!!」
思いがけずシャイなダンナが有無を言わさない迫力で言ってくれたので、私は警備員の返事も待たずにトイレに向かった。
フー、全く困ったサプライズだぜ。音姫、壊れてるし。
久米川の駅に着くと、ちょうど5時であった。
「5時。いい時間だ。」
ダンナはそう言って、迷わずに居酒屋「むらやま」に向かって歩き出した。
この店は5時から6時まで、ドリンクが半額なのだ。
炭火焼の美味い店だ。
大好きなレバーの焼き鳥、イカワタの醤油漬け、鳥皮餃子、揚げチーズ。
喉が渇いていたのでサワーをハイピッチでスポーツドリンクのように飲む。
お腹、パンパンだ。
続きは家で。
しかし、テレビでやってる映画が面白くて、ブログの更新作業がなかなか進まない。
昼寝もしなかったので、途中居眠りしながらでもある。
あぁもう、今日が終わっていく。
さよなら週末、また来週。
あ。「面白いこと」、忘れてました(笑)