人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

1st Day

10時半出発、那須のキャンプ場に着いたのは4時である。

初ETCだったが、ちゃんとゲートが開くか、毎度ビクビクしたものだ(笑)

もう一瞬、もう一瞬早いだけで安心して通れるのになぁ、ってなタイミングである。

黄金色の稲穂が美しか☆

日本人を満喫。

2年前に来たキャンプ場である。

その時もキャビンを借りたが、設備が良かったのと、露天風呂が良かったのとでまた来たいと思っていたのだ。

また来た。

ただし、今度はダンナとふたりである。

そうなると目的はほぼ「食う」に絞られる。

風呂から出たら、早速バーベQだ。

今回のアタリは、名付けて「シュラスコ」。

ローストビーフなんかに使う牛のブロック肉に塩こしょうをして、包丁で入れた切り込みにニンニクのスライスを奥深く入れる。

これを炭火で(直火は未経験でわかりません!)表面に焦げ目がつくまで焼き、焼けたらナイフで厚めに切って食べる。

生の部分が露出したら、また塩こしょうして焼く・・・の繰り返しだ。

安い肉でもニンニクの風味がカバーして、なかなか美味しく食べる事ができた。

オススメメニューである。

やはり夜になると寒くなってくる。

早々にキャビンに戻り、娘のいない長い夜をどう過ごすのか!?と不安だったが、何てことはない、「生き残りゲーム」を3回やったらダンナがダウンした。

ひとりでやる事もないので私も寝たが、大きな問題を残していた。

トイレ・・・・・。

ぽ子はオバケが超怖い。

だから外に泊まりに出ると緊張するのだが、深夜のキャンプ場とか、結構難易度高いではないか。

これまでは娘ぶー子を道連れにしていたが、案の定夜中に目が覚めて、拷問のような時間が訪れた。

トイレー・・・。

今何時だろう・・・。

怖い・・・。

ウトウトしていうるちに、今度は建物がピキッという小さな音を立てた。

こういうのは建材が立てる音らしいが、そうでない場合もあると聞いている。

2度目のピキッで、膀胱も恐怖感も臨界点を超えた。

「ねー・・・、いるー・・・??」

「うん、いるよー。」

いて当たり前だが、おおっ、じゃあ行きましょう(泣)

前回のトイレと同じパターンである。

ただ、今回はひとり少ないが。

ここは星がメチャクチャきれいに見えるキャンプ場だ。

前回も深夜のトイレでみんなで感動して戻ったが、今回はふたりである。

不覚にも目から汁が出た。

新しい世界に慣れるには、まだ時間が必要なようである。