他のDVDを借りた時に、その中の宣伝で知ったものだ。
監督:カーステン・シェリダン
キャスト:フレディ・ハイモア、ジョナサン・リース=マイヤーズ
11歳のエヴァンは親を知らずに施設で育ったが、親と音楽を求めてある日施設を飛び出す。
しかしアテにしていた福祉課の職員の電話番号をなくしてしまい途方に暮れていたその時、歳も変らなさそうな男の子がギターでストリートライブをしているところに辿りついた。
始めてのギターの音色。
すぐに虜になったエヴァンは彼について行き、音楽の才能のある孤児を廃墟に集めて指導しているウィザードのもとに身を寄せる。
音楽を愛するウィザードは楽器を与え指導をしてくれるが、稼いだ金を巻き上げ、逆らうと激怒する。
一緒に夜空を見上げ音楽について語ってくれたウィザード、新しい名前をエヴァンにつけてくれた彼は果たして良き指導者になのか?
そして捜し求める両親には出会えるのか?
おとぎ話の現代版である。
あり得ない偶然、困難、美しい結末。
ぶっちゃけ先が読めてしまってしょうがなかったが、それにも関わらず気持ち良く観れたのは、逆に「どこまでもおとぎ話的」だったからかもしれない。
人間はそういうものを求めているのかもしれない。
つっこみどころは満載だが、観ている間には浮かんでこなかった。
ひたむきで純粋なエヴァンが両親に会えるように、誰もが願ってスクリーンを観る事だろう。
美しい物語である。
しかし美しすぎた・・・。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ 音楽の力は凄い!
ぶー子のオススメ度 ★★★☆☆ 無難にできすぎ