「多摩ラーメンスタンプラリー」に挑戦しているので、選ぶ店は決まってくる。
今回は時間の関係で比較的近いここになった。
実はネットの情報で知っていた店だったが、それ程魅力を感じなかったのでスルーしていた店であった。
でもこんな風にきっかけがあると楽しみになってくるから不思議だ。
「スタンプラリーのために行く」というスタンスが、気負いにならなくて良いのだろう。
メニューは大きく分けて醤油ラーメン、塩ラーメン、辛ラーメン、つけ麺、辛つけ麺である。
本来なら最初は「辛」にするべきではないのだろうが、ネットの情報ではおとなしめのスープが基本のようだったので、刺激を求めて「辛らあめん」を。
基本が私の好みではなさそうだったので、それが食べられない事に抵抗はない。
真っ赤っ赤のスープだ。
油もキトキトと光っていて、結構こってりしてそうだ。
これなら基本も期待できたかも、とちょっと後悔。
私はこってりと重いものが好きなのだ。
結構シビアな辛さである。
私は辛いものが好きだが、「誰でも安心して食べられる辛さ」という程度なら食べない。
ここまでしっかり辛ければ満足である。
しかし濃厚で深みがあるスープは、辛さを「辛い」だけでは終らせていない。
油のまろやかさとの絶妙なコンビネーション。
いい意味で裏切ってくれた。
そして麺が絶品だ。
ツルツルとしなやかで滑らかながらもしっかりとしたコシ。
これだけ辛くて強烈なスープもしっかり受けている。
う～～ん、つけ麺で食べてみたいものだ。
チャーシューは柔らかくて大ぶりなものが１枚。
あとはメンマにのり、ネギと特別なものはない。
ん？？もやしが入ってたっけ？？そんな感じの風味があったような。
ネギが合いそうだったのでネギ増しがオススメだ。
ところで中盛りまでは同料金だ。
麺がとてもいいので、嬉しいサービスである。
いやぁ、上品で物足りないんじゃないかと心配したが、良く出来ていてとても美味しかった。
ぜひ今度はつけ麺を食べてみたい。
ぽ子評価です。５段階で、
麺：ツルツルもちもちコシバッチリ。「５」。
具：まぁ普通。「３」。
スープ：濃厚で深みがあり、しっかり辛い。「５」。
総評：辛さに頼らない、しっかりしたラーメン。「４」。
「辛らぁめん」
