ウィル・スミスが実の息子と競演した事で話題になった作品である。
良く知らないで観たが、実話だとか。
監督：ガブリエル・ムッチーノ
キャスト：ウィル・スミス、タンディ・ニュートン
セールスの仕事に全てを掛けて結婚生活を始めたクリスだが、子供が大きくなってきても商品はなかなか売れずに極貧生活を送っていた。
彼なりに頑張っているのだが全てが空回り。
とうとう妻は愛想をつかして出て行ってしまう。
大切な息子クリストファーだけはなんとか手元に残してもらったが、生活は苦しくなる一方だ。
そんな中、まるで別世界のようにいきいきと輝く人で溢れる証券会社の前で、「自分もここの一員になってみせる」と決心するクリス。
折りよく社員養成セミナーをやっている事を知りそれに応募してみるが、募集はたったの２０人、しかもセミナー中は無給で拘束され、合格できるのは１人だけである。
非常に狭き門だが、息子クリストファーと夢の生活を実現させるために彼は挑む。
果たして彼は「幸せ」を手に入れることができるのだろうか。
目も当てられないほど不幸である。
これでもかという程の不幸が次々に襲いかかるが、実話と知って胸が痛む。
しかし父クリスの不屈の精神が気持ち良い。
夢は、踏み出さなければ叶わないのだ。そしてチャンスは誰にも訪れる。
ストーリーとしては単純でありがちだが、飽きることなく入り込めた。
頑張れ、頑張れ、と応援して観ていたが、終り方が呆気なく、肩透かしを食った感じだ。
「え？」と取り残された状態でエンドロールが流れていく。
一体何だったんだろうというという気持ちである。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 勇気もらった。男のﾄﾞﾗﾏ。
ぶー子のオススメ度 ★★★☆☆ 父は凄い！！
