やっちまったが、結構幸せである。
結局昨日は2時ごろまで飲んでいた。
ひとりでずっとパソコンと向かい合う。
それだけで2時まで飲めるのだ。悲しい事に。
朝起きれるか心配だったが、勝手に目が覚めた。
パチッと。
イヤに満たされた感じがしている。
はっ、しまった、寝すぎたか!今何時だ??
外はもう明るくなっていた。
やばい、寝坊したかと不安になった割には、時計を見るのが怖い。
時計はタンスの上なのでそこまで体を起こして歩かなくてはならないが、そんな事をしたら確実に目が覚めてしまう。
矛盾している事はわかっている。
寝坊したかもしれないんだから、早く起きなくてはいけないのだ。
しかし、まだ寝坊と決まった訳ではない。
時計を見たらまだ早かった、となった場合、速やかに次の眠りに入りたいじゃないか。
と言うか、目覚し、鳴ったか?
聞いてないぞ、多分。
あそこまで消しに歩いたとしたら、一度ちゃんと目が覚めているはずだ。
つまり目覚しは鳴っていない。
ひき続き寝ていいのだ。
後どれぐらい寝れるんだ??
それを知ったら余計眠れなくなりそうだ。
気にするな、寝るのだ・・・。
待てよ、昨日の晩は酔ってゴキゲンで布団に入ったのだ。
もしかしてアラームをセットしてなかったか。
だとしたら今何時だ??
良く寝た感だ。
ダンナもぶー子も私を起こさずに行ってしまったか。
あり得なくはない。
これまでそういう事は何度もあった。
何時だ?
起きるべきか?
寝るべきか?
観念して体を起こした。
無駄な動きをしないように。目が覚めてしまう。
・・・5時半・・・。
何と、起きるまで後50分。中途半端この上ない。
体を起こしたからというより、しょうもない事をグズグズ思い悩んだために、すっかり目は覚めてしまった。
しかし、今起きるのはいくら何でも早すぎる。
きっと変な時間に拷問ほど眠くなるに違いない。
寝るッ!!
何としてでも寝るっ!!
布団に入る時の習慣で、アラームをセットしようとしてしまったが、それは6時20分にちゃんと予約されていた。
そりゃそうだ、まだ鳴ってないのだ。
時計をタンスに戻して布団にもぐる。
ねむーい。
ねむーい。
子守唄のように自分に言い聞かせる。
ねむーい、ねむーい。眠くねえ(怒)
コンコンという音がした。
その時私はDJブースに入って、80年代の曲をかけていた。
はっ、我に返るとダンナが部屋に入ってきて、着替えを始めた。
寝坊っ!?なんで!?
目覚しはセットしたはずだ。
と言うか、目覚し時計が見当たらない。
は?
それは布団の中に、スヌーズも消された状態で入っていた。
どういう事だ?私は記憶を呼び起こす。
えっと、なんでDJやってたかと言うと、そうだそうだ、母校の体育館がディスコになっていたんだった。
ちがーう!!
そっちの記憶ではない。
えっと、ここに時計があるという事は・・・。
ハッキリ思い出せなかったが、恐らく6時20分に目覚しが鳴り、うるさいので布団に連れ込んだ上、全ての設定を切ってしまったのだ。
トホホ、やはり寝坊である。
しかし、平日に酒飲んで寝ると、グッスリ寝入る事ができていいねぇ。
寝坊に寝不足だが、結構幸せである。