人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

Happy Tuesday

ひえ~、Tuesdayなんて英語で書いたの、何年ぶりだ?スペルは大丈夫か??

火曜日だ。

グッスリ寝れたし、悪夢のような月曜も終わったし、なんて素晴らしい日なのでしょう。

朝からゴキゲンである。

早起きしたので時間がブヨブヨ余っている。

焦ったり慌てたりする必要はないのだ。ゆったりと過ごす。

ゆっくりとコーヒーを飲みながら、明日の晩ご飯のメニューを考える。

いつもなら昼ごはんを食べた後の5分ほどで、イライラしながらやっていた作業だ。

広告を広げ、冷蔵庫の余った材料を見る。

あぁなんて無駄な動き。なんて贅沢な午前中。

天気予報では雨が降ると言っていた。

洗濯はやめだ。

風呂掃除は明日だし、ゲームもやったし、今日はいつもやらない所を片付けよう。

リビングの壁のフックには、バッグとネックレスとキーホルダーが、無節操にダラダラとぶら下がっていた。

バッグ以外はもう、全然移動がないものばかりだ。

つまりこのままでは、増えはしても永久に片付かないという事だ。

バッグはエコバッグをよけたら、全部私のものだった。寝室に移動。

キーホルダーもほとんど私のか、オマケについてきたものだ。

で、オマケに弱いのは私だ。

そこへきて、キーホルダーを一番使わないのも私なのだ。

自転車の鍵は今は壊れているし、家の鍵は首から提げている。

後はロッカーの鍵ぐらいしかないが、それもひとつあれば充分だ。

携帯、というのもひとつの手だが、とても大切にしているので傷をつけたくない。

かと言って、25個ものキーホルダーをこのまま永久にブラ下げている訳にもいかないから、全部お菓子の缶に入れてしまった。

必要に応じて一つずつここから持っていけばいいのだが、これ以上増えない事を祈る。

で、エコバッグ。

これをしまう場所がない。数えたら、でかいの4つ。

わかった、このファイル類を入れている場所をあけて、ここにエコバッグをしまう。

ファイル類は、本棚に移動、本棚は・・・間引いて場所をあける。

本棚を見た。

どれも間引けねぇ!!

強いていえば、44冊ある旅行雑誌を、必要な部分だけ切り抜けばちょっとあくだろう。

「21世紀こども図鑑」。

もう子供はいないのだ。これもいらないかと思ったが、そういえばこの本読んだ人いるのかなぁ・・・?結構高かったんだぞ。

パラパラとめくってみる。お、子供向けに易しく書いてあって、ぽ子にも優しいぞ。

面白そうじゃん。ぽ子の夜の読書に加えよう。

でも見た目が悪いから、寝室には持って行かない。

だからこれも移動なし。

ダンナのビートルズ関係の本。

これがどかせりゃ、ずいぶんあくんだがな。

しかし、下らなさでいけば私の「ドロンズ日記」の方か。

でも、これでも猿岩石と朋友は手放したんだぞ。

父がくれた「週刊地球旅行」。数えたらなんと100冊もあった。

こうなると父の物置にされた気もしないでもないが、私は写真集が好きなのだ。

毎回一つの国にスポットを当てて、写真をたくさん織り交ぜてその国についての話を載せる。

父の娘である。私もこれを手放せない。

辞書や地図もないと困りそうだし、マンガは小さいからどかしてもファイルの方が入らない。

頭痛いな。

もういいや、旅行雑誌を切り抜いてから考えよう。

捨てられないから散らかるのだ。

わかっちゃいるけどどれも愛着があり、どれもまだ使える。

鬼になるか、ぽ子。

11時だ。

晩ご飯の下ごしらえの時間である。

エコバッグはまだ宙ぶらりんだが、気分のいい火曜日である。

抱きしめたいほど愛おしい火曜日である。

のんびり調理をしていた。

12時過ぎに携帯が鳴った。

マナーモードになってない事も、手に届くところにあった事も珍しい。

手を拭いて携帯を取ると、会社のパート仲間の名前だ。

あ。

その瞬間に全て思い出した。

今日は専務、社長とうちの部署の女性陣とで、食事に行くんだった!!

12時にはそっちに着いてるはずだった。

すっかり忘れていた。

私は電話を取ると相手が喋るのも待たず、「今すぐそっちに向かいます!!」と言ってキッチンに戻った。

出してあるものをタッパーや鍋に詰め込む。

化粧をしてお茶持って、10分で家を出た。

くそー、ご飯食べれなかった。

あ、これから食べに行くのか。

優雅な午前であったが、午前だけであった。

*これは12月11日(火)の記事ですが、サーバーメンテナンス対策のため、日付が変わってからの投稿にしました。