今度は「メガ豚骨」を食べようと決めていた。
何よりダンナにもあの強烈な「ギガ豚骨」を食べて欲しかったし、もう今日の休みは確定していたから、またまた渋谷の凪に行こうと決めたのだ。
11時10分ぐらいに、店の前に並んだ。先頭だ。
すると中から店員さんが出てきて、「雨が降ってますので、裏の屋根のあるほうでお待ちください。」と案内してくれた。
のっけからやってくれます。この心遣いがたまらない。
裏に移ると今度は店主様が現れて、「あ、これ、お歳暮でもらったヤツですけど良かったらどうぞ。」とみかんのダンボールを指した。
外は小雨が降って寒かったが、そんなことを忘れさせてくれるような暖かさである。
開店5分前に、サラリーマンのおじさまが4人、私たちの後ろに並んだ。
「メガ豚骨」「ギガ豚骨」などの言葉が聞こえてくる。
そういえば今日のギガ豚はいくつなんだろう?
席についてメガ豚とギガ豚を頼むと、次のおじさま達もギガを頼んでいた。
ところが何と、「申し訳ありません、今日は1食だったので、もう終わってしまいました。」と聞こえてきた。
ええっ、1食だったの!?
早く並んで良かった。ダンナもわざわざ休みをとって来たのだ。
私は今回は「メガ豚骨」を。こちらも濃厚なパンチのあるラーメンらしい。
具も色々乗ってますし、と前回店主様が何気に勧めてくれたものだ。
出てきたラーメンは、確かに色とりどりで鮮やかなもの。
レタスが印象的だ。
スープを飲むと、ほんのりと魚介の風味があるトロリとした重いスープだ。
深い味わいでとてもおいしい。
硬めで頼んだ麺はギガよりも太め。
熊本系のような、一見ボソボソしてそうな感じで不安だったが、ボキッとした感じのコシがあり、これは凄いぽ子の好みです。
このバッキリ硬い麺が、こってりしたスープに良く合っています。
レタスはちょっと微妙~~~。青臭さが浮いてしまう感じ。
ただ、スープに漬けて柔らかくすると「これもありかな?」ぐらいにはなる。
チャーシューはやっぱり絶品!!
炙ったような香ばしさ(炭火?)、脂が乗りしっかりした味付けで、これだけでも「焼肉♪」と言って食べられる程。
シャキシャキのタマネギがこってりしたスープに良く合います。
食べ進むと、中からひき肉のかたまりのようなものも出現。
おお~、色々入ってますね。
柚子こしょうも出てきました。
最後まで飽きずに、スープまで飲み干してしまいました。
100円の替え玉に心揺さぶられましたが、結構ボリュームがあり、満足してしまいました。
おいしかった。
「先週来ましたよね?」
覚えててくれたんだ~。嬉しい(泣)
店主様も帰りにまた出てきてくれて、軽くラーメン話をしてくれた。
松戸にある「とみ田」というお店を勧めてくれました。
こんなあたりが何というか、人情味あふれるお店だなぁと感動してしまう。
今度は夜来たいなぁ~~。
ぽ子評価は、もちろんオール5でっす。
強いて言えば、卓上アイテムがもっとあったら、替え玉時に楽しめそうなんだけど。
「メガ豚骨」麺硬め