人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

猫じゃらし、ボジョレー、カラオケ

ブログリンクキーワードのようなタイトルになってしまいましたが。

「ぽ子、猫じゃらし知らない?」とダンナに突如聞かれたのは、もう数日前の話だ。

猫じゃらしとは雑草のアレではなく、雑草のアレに良く似た形の猫のオモチャのことだ。我が家のはフワフワとした尻尾のようなものである。

猫じゃらしねぇ・・・。どっかで見たようなこの頃見てないような。

だいたい我が家の床には「猫のおもちゃ」と称して、猫さえじゃれればゴミだって何日でも転がしてある。

その中のひとつが消えたって気付きはしないのだ。

「どうだろうねぇ。どっかで見たような気もするけど。」

つーか、ダンナ、なぜそんなに猫じゃらし?

「寝る前にあれでエルと遊ぶのが習わしだったんだけど・・・。」と肩を落としている。

ダンナはその後何日も「猫じゃらしがない」「どこに行っちゃったんだ」と途方に暮れていた。

ダンナ38歳、愛猫と遊ぶための猫じゃらし欲す。

焼き肉食べた。

毎度の事だが肉を買いすぎて、半分近く残ってしまった。食べたい気持ちが先走りいつもこうなるのだが、そうするとワンモア焼き肉ナイトだ。

お好み焼きや鍋でも同じ現象が起こるが、昨日の焼き肉はほとんどスーパーの閉店前の半額の肉だったのだ。

困ったので冷凍してしまったがどうなる事やら。

ところでボジョレーが解禁になったので買ってみた。高いからハーフボトルだ。

いやぁ~、だてに安ワインばっか飲んでないね、こりゃ凄くおいしいよ。

「今年のボジョレーは・・・」などと語る気持ち悪いヤツにゃなりたくないが、いや、ボジョレーうまかったす。

いつもの安ワインのおかげで、人より何倍もおいしく感じているいるはずである、ボジョレー。

しかし翌日には飲み放題が控えているので調子に乗って飲み続ける訳にはいかなかったが、2時近くまで娘ぶー子と3流ホラーのDVDを観ていた。

会社のジャジャマキの友達でスプラッタホラーの好きな人がいて、この人がジャンジャン貸してくれたのだ。棚の中には5本も6本もグエグチョ~という感じのDVDが入っている。

私は創価学会のDVDも観なくちゃならないから忙しいのだが。

朝起きてリビングに下りると、ひどい焼き肉臭だ。つーか、ハラ減ったな、この調子ならイケるよ。

しかし今日はカラオケである。

人間誰しもそうだと思うが、酒を飲むと酔う。

人によって程度は違うだろうが、飲めば酔うのだ。体内にアルコールが入るのだから仕方がないのだ。

ぽ子の場合、何段階かにその酔いの程度が分けられる。

1・喉が渇いたから飲み物を飲んだだけ、という状態。非常に稀だが、この段階ならまだ止める事ができる。

2・ちょっとゴキゲン。しかし恐ろしい事にまだ第2段階だと言うのにもう酒は止められない。「まぁ今日はいっか。」とつい飲んでしまう。しかし深酒しないで止めることはできる。

3・超ゴキゲン。もう楽しくて仕方ない。喋る、思いつく、やってみる、ちょっと迷惑。

4・ヤバい。記憶が途切れる。思い出したくないような恥ずかしいことをしている可能性大。

5・降霊状態。もう自分はどこにもいません。脳味噌はからっぽ。この段階では人にかなり迷惑を掛けているはずである。

忘年会、送別会などと「会」のつく飲みやパーティ、そしてカラオケに行くと、ほとんどの場合4か5の状態で帰ってくることになる。

実際に大変なのはどうせ記憶に残らない私ではなく面倒をみる回りの人間なのだが、それゆえにダンナは飲みながらも緊張を強いられる事になる。

外で一緒に飲んで楽しく帰って来たと思っても、「いつスイッチが入るのかと思うとホントにもうヒヤヒヤしたよ・・・。」と3段階と4段階の狭間でビビッていた事を後で吐露する。

なもんで今日も心配なのだが、どうか無事に帰れる事を祈る。

この「無事」には「恥ずかしい事をしない」という事も含まれる。

無理っぽいか。