人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

丸め@東久留米

今日こそ「燕三郎」をと、夜行って来ました。

今回はちゃんとありました。

月曜から金曜だそうです。

「げつきん」と言ったので「月曜と金曜」だと思ってました。

燕三郎は、新潟の燕だか三条だかの脂タップリのラーメンに野菜をたくさん乗せて二郎テイストを加えたラーメンのようです。

新潟ラーメンとの事で動物度が下がるのは覚悟でしたが、どうなることでしょう。

「野菜とニンニクは?」と聞かれます。

ニンニク入れますか?野菜増しますか?という意味だろうか。

どっちもお願いして、麺は普通で。

ちなみにここは、麺の中盛り、大盛りも同じ料金です。

太麺だからか、結構待ちます。

期待も高まり、出てきたラーメンに思わず「お~!」。

透明の脂の厚い層に、背脂がタップリ混じっています。

タップリの野菜に太い麺が覗いて、見た目はまさに新潟+二郎です。

スープを飲んでみると・・・、煮干だ。

私はこの店に来るまで煮干ダシのラーメンを食べた事がなかったけど、不思議なスープだ。

あれだけ脂が浮いていてもまとわりつくような脂っこさはなく、かといって物足りないようなアッサリでもない。

醤油が強く感じる。濃い目に感じたが、ダンナは薄いと言っていた。

う~ん、わからん。

麺はツルンとしたモチモチ麺。

陣の陣郎の麺に似てるかな。

これはこれでおいしいけど、ぽ子的にはもうちょっと硬いゴワゴワ麺が好き。

でもこのスープにはこの麺でいいのかな?

スープの脂は凄いけど、ベースはソフトに感じるので、2つ合わさって優しい印象です。

野菜は、増しでもそれほど多くはなかったけど、麺が普通盛りだったからか野菜が余ってしまった。

タップリのもやしとキャベツ少々。

濃い味(私には)スープには良く合います。

チャーシューは分厚いのが2枚、前回の「ラーメン」とは違うチャーシューのようです。

脂が少なくパサッとした肉ですが、柔らかく煮てあり味もしみておいしかった。

全体的においしかった。

けど「これはこれで」とついてしまいます。

個人的にやっぱりもっと動物性の味が欲しくなるところ。

これは二郎ではないと分かってはいても、自分の中で「豚骨不足!!」の声が出てしまいます。

それでも煮干のダシでこんなスープになるなんて驚きだし、「これはこれで」なんて言ってもおいしかったです。

時々「ニセ二郎・・・。」と言いたくなるラーメンに出会いますが、そういうのとは全く違います。

うまく二つの種類のラーメンの特徴をつかみ、融合させたのではないでしょうか。

ぽ子評価です。5段階で、

スープ:自分の好みではないけど、堂々と

   「4!!」と言いたい。

麺:ん~、これ単体だとちょっと弱いかな?

 でもスープには合ってると思う。「4」。

具:ボリュームある。「4」。

総評:バランスがいい。5に近い「4」。

「燕三郎」

照明のせいか、赤っぽく写ってしまいました。

本当はもっとおいしそうでした。