今日こそ「燕三郎」をと、夜行って来ました。
今回はちゃんとありました。
月曜から金曜だそうです。
「げつきん」と言ったので「月曜と金曜」だと思ってました。
燕三郎は、新潟の燕だか三条だかの脂タップリのラーメンに野菜をたくさん乗せて二郎テイストを加えたラーメンのようです。
新潟ラーメンとの事で動物度が下がるのは覚悟でしたが、どうなることでしょう。
「野菜とニンニクは?」と聞かれます。
ニンニク入れますか?野菜増しますか?という意味だろうか。
どっちもお願いして、麺は普通で。
ちなみにここは、麺の中盛り、大盛りも同じ料金です。
太麺だからか、結構待ちます。
期待も高まり、出てきたラーメンに思わず「お~!」。
透明の脂の厚い層に、背脂がタップリ混じっています。
タップリの野菜に太い麺が覗いて、見た目はまさに新潟+二郎です。
スープを飲んでみると・・・、煮干だ。
私はこの店に来るまで煮干ダシのラーメンを食べた事がなかったけど、不思議なスープだ。
あれだけ脂が浮いていてもまとわりつくような脂っこさはなく、かといって物足りないようなアッサリでもない。
醤油が強く感じる。濃い目に感じたが、ダンナは薄いと言っていた。
う~ん、わからん。
麺はツルンとしたモチモチ麺。
陣の陣郎の麺に似てるかな。
これはこれでおいしいけど、ぽ子的にはもうちょっと硬いゴワゴワ麺が好き。
でもこのスープにはこの麺でいいのかな?
スープの脂は凄いけど、ベースはソフトに感じるので、2つ合わさって優しい印象です。
野菜は、増しでもそれほど多くはなかったけど、麺が普通盛りだったからか野菜が余ってしまった。
タップリのもやしとキャベツ少々。
濃い味(私には)スープには良く合います。
チャーシューは分厚いのが2枚、前回の「ラーメン」とは違うチャーシューのようです。
脂が少なくパサッとした肉ですが、柔らかく煮てあり味もしみておいしかった。
全体的においしかった。
けど「これはこれで」とついてしまいます。
個人的にやっぱりもっと動物性の味が欲しくなるところ。
これは二郎ではないと分かってはいても、自分の中で「豚骨不足!!」の声が出てしまいます。
それでも煮干のダシでこんなスープになるなんて驚きだし、「これはこれで」なんて言ってもおいしかったです。
時々「ニセ二郎・・・。」と言いたくなるラーメンに出会いますが、そういうのとは全く違います。
うまく二つの種類のラーメンの特徴をつかみ、融合させたのではないでしょうか。
ぽ子評価です。5段階で、
スープ:自分の好みではないけど、堂々と
「4!!」と言いたい。
麺:ん~、これ単体だとちょっと弱いかな?
でもスープには合ってると思う。「4」。
具:ボリュームある。「4」。
総評:バランスがいい。5に近い「4」。
「燕三郎」
照明のせいか、赤っぽく写ってしまいました。
本当はもっとおいしそうでした。