人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

昨日の前半

カラオケに行った。

これはカラフェである。

カラフェとはワインを「一度にたくさんくれ」という時に頼む、ピッチャーのようなものだが、この写真では逆さまである。

逆さまにしたのではない。なってしまったのだ。

マイクをもって暴れていたらぶつかってひっくり返ってしまった。中身もまだだくさん入っていたから大変なことになった。

写真は拭いた後できれいになっているが、なんとか店員に恥を晒さずに済むように、紙ナプキンで頑張って拭いた。

そうだ、ここに来てから私はかなりキツいクレームを入れたから、きっと向こうもこの部屋には来たくないだろう。

洋楽の歌本がなかったのだ。

だからビール持って来た店員に聞いたのだが、「は・・・?」とキレの悪い返事。

散々待たせて「今はない。」と言う。

たまたま切り替え時でないと言うが、1冊もないと、古いのもないと言う。

そんなことありえるのか?

だいたい店員の態度も曖昧で「・・・みたいなんですけど・・・。」だとか、「ちょっと良くわかならいんですがぁ・・・。」と要領を得ない。

こいつではラチが開かないから他の店員に頼んだ。結局やはりなかったのだが。

これで私のテンションは一気に下がった。

私はいつも、歌本を見ながら目に入った曲を入れている。

本がないとなると、先に曲を決めてから入れる事になる。

目をつぶって考える。ん~?いつも何歌ってたっけ??

思い浮かばないから、私は本のページを頭に描いた。最初のページはAだ。

こうして私の1曲目はABBAになった。誰かB、ひっくり返して。

もう早く酔ってしまいたい。

歌本のないカラオケなんて、ガイドなしでジャングルに入るようなものだ。

私はリモコンにTとかPとか適当に入れて、出てくるアーティストを追っていった。

テンション下がるなぁ~。ガブガブゴックン。

あっという間に酔っ払って、踊り狂っていた。そしたらカラフェがひっくり返ったのである。マジカル。

「千の風になって」を爆笑しながら歌う。

笑っているうちはいい。

これで泣いたら要注意だ。飲み過ぎサインである。

この曲は酔い度を測るバロメーターになっている。

ちなみに前回は号泣だ。おそろしい。

店を出てからの記憶がない。

ラーメン屋に入ったはずだが、ニンニクを2個もらったことしか覚えていない。

バスが終ってたから歩いて帰った。覚えてないが。

家に着くとすぐベッドに伸びた。

このまま朝までぐっすりだろう。

朝までぐっすりのはずだったのだが、こんな私のもとにメールが来た。